【2025年最新版】冬場の天敵!隙間風の対策方法5選!
赤石 裕佳
冬本番、暖房をつけているのになぜか部屋が寒い…。
「家の性能だから仕方ない」と諦めていませんか?
その寒さ、もしかしたら窓やドアからの「すきま風」が原因かもしれません。
すきま風は、室内の暖かい空気を外に逃がし、冷たい外気を中に引き込んでしまうため、暖房効率を大きく下げてしまいます。
今回は、そんな冬の天敵「すきま風」の正体と原因から、ご家庭で今すぐできる簡単な対策、そして補助金を活用した本格的なリフォームまで、効果的な7つの対策を分かりやすくご紹介します!
その「冬の悩み」、
リフォームで解決できるかもしれません!
💬 暖房をつけても、窓際や足元がひんやり寒い…
💬 どこからかスースーと冷たい風が入ってくる…
💬 冬の電気代や灯油代が毎年高い…
💬 窓の結露がひどくて、カビが心配…
💬 すきま風対策、何から始めればいいかわからない!
一つでも当てはまった方は、
ぜひこの記事をご覧ください!
1. その寒さの正体は?「すきま風」と「コールドドラフト」を見分ける方法
窓際の寒さの原因は、主に2つ考えられます。
対策を間違えないためにも、まずは原因を特定しましょう。
① 窓の建て付けの劣化による「すきま風」
建物の経年劣化や歪みにより、窓枠とサッシ(窓のフレーム)の間にわずかな隙間が生まれることが主な原因です。
サッシの戸車がすり減って窓が傾いたり、気密性を保つためのゴムパッキンが硬化して痩せてしまったりすることで、冷たい風が直接室内に入り込んできます。

② 窓自体が冷える「コールドドラフト現象」
こちらは隙間がなくても起こります。
外の冷気で窓ガラス自体が氷のように冷やされ、その冷えた窓に触れた室内の暖かい空気が急激に冷やされて重くなり、床下へ滝のように降りてくる現象です。
足元に冷たい空気の流れができるため、すきま風と勘違いされやすいです。
特に、断熱性能の低い一枚ガラスの窓で顕著に起こります。
【簡単!見分け方】
窓を閉めた状態で、窓際にお線香や熱いお茶を置いてみてください。

・煙や湯気が「横に流れる・揺らぐ」→ すきま風が原因です。
・煙や湯気が「真下にすーっと降りていく」→ コールドドラフト現象が原因です。
2. 【窓だけじゃない】意外と多い!すきま風の侵入経路
すきま風の発生源は窓だけではありません。
家の中には意外な侵入経路がたくさん潜んでいます。
玄関ドア
窓と同様に、ドア本体と枠の間のパッキンの劣化が原因になります。
換気扇・換気口
古いタイプの換気扇や、壁についている自然給気口は、閉じていても隙間から冷気が侵入することがあります。
エアコンの配管スリーブ
壁にエアコンの配管を通すための穴の周りに隙間があると、そこから冷たい風が入ってきます。
コンセントプレートの隙間
壁の中の冷気が、コンセントのわずかな隙間から室内に漏れ出てくることもあります。
3. すきま風対策で得られる3つの大きなメリット
① 暖房効率アップで「光熱費を大幅に節約」
すきま風を防ぐことで、暖房で暖めた空気が外に逃げにくくなり、部屋が効率的に暖まります。
ある試算では、窓の断熱リフォームを行うことで、冬の暖房費を約20~30%も削減できるというデータもあります。
暖房の設定温度を下げたり、運転時間を短くしたりできるため、電気代・ガス代の節約に直結します。
② 結露を抑制し「カビ・ダニ・アレルギー対策」
すきま風で冷たい外気が壁や窓に直接当たると、その部分が結露しやすくなります。
結露による湿気は、壁紙の剥がれや木材の腐食を招くだけでなく、カビやダニの温床となり、アレルギーや喘息の原因にも。
気密性を高めることで、結露の発生を抑え、健康的な室内環境を保てます。
③ 室内の快適性が格段に向上
外からの冷気の侵入が減ることで、室温が下がりにくくなります。
特に、寒さを感じやすい窓際や足元の不快な冷えが解消され、部屋のどこにいても快適に過ごせるようになります。
冬の朝、布団から出るのが辛くなくなるかもしれません。

4. 【レベル別】すきま風対策7選!
① 隙間テープ
サッシの隙間に貼るだけで、簡単にすきま風の侵入を防げます。
スポンジタイプ、毛(モヘア)タイプ、ゴムタイプなどがあるので、隙間の幅や場所に合わせて選びましょう。
最も安価で手軽ですが、1~2年で劣化するため定期的な貼り替えが必要です。

② 窓用断熱シート
梱包材の「プチプチ」のような空気層のあるシートを、窓ガラスに直接貼り付けます。
ガラス面からの冷気を遮断するため、コールドドラフト現象に特に効果的です。
デザイン性の高い柄物や、結露水を吸収してくれるタイプもあります。

③ 厚手の断熱カーテン
床までしっかり届く、厚手の断熱カーテンを設置するのも効果的です。
カーテンレールの上部を覆う「リターン」や「カバートップ」を併用すると、上からの冷気の侵入も防げ、さらに効果が高まります。

④ ガラス交換
今あるサッシはそのままに、ガラスだけを断熱性の高い「複層ガラス(ペアガラス)」や「Low-E複層ガラス」に交換する方法です。
コールドドラフト現象の抑制に大きな効果があります。
ただし、サッシ自体が古いアルミ製の場合、ガラスだけ高性能にしてもサッシ部分から熱が逃げてしまい、効果が半減することがあります。
⑤ 内窓の設置(二重窓)
今ある窓の内側にもう一つ窓を設置する方法です。
窓と窓の間に空気の層ができることで、断熱性・気密性・防音性が劇的に向上します。
すきま風とコールドドラフトの両方に絶大な効果を発揮し、結露対策としても最もおすすめです。
工事も1窓あたり約1時間と非常に短時間で完了します。

⑥ 外窓の交換(カバー工法)
壁を壊す必要がなく、1日で工事が完了します。
窓そのものの動きが悪い、見た目を一新したいという方におすすめです。

⑦ 断熱ドアへの交換
玄関からのすきま風や冷えが気になる場合は、断熱材の入った玄関ドアに交換するのも非常に効果的です。
LIXILの「リシェント」などは、窓と同じくカバー工法で1日で工事が完了します。
5. 補助金を活用してお得に窓リフォーム!
「内窓」や「外窓交換」、「ガラス交換」といった本格的なリフォームは費用がかかりますが、国や自治体の補助金制度を活用できる場合があります。
特に、断熱性能の高い窓へのリフォームは、省エネに繋がるため手厚い補助の対象となることが多いです(例:先進的窓リノベ事業など)。
リフォーム費用の半額近くが補助されるケースも珍しくありません。
最新の補助金情報を活用すれば、驚くほどお得に根本的な寒さ対策が可能です。
ただし、補助金は予算がなくなり次第終了となるため、早めの検討が重要です。
💬 その疑問、プロが解決します!
最適な寒さ対策と補助金活用プランをご提案
「内窓 vs 外窓交換」
「補助金は使える?」
など、専門的なご質問はプロに聞くのが一番の近道です。
ミヤケンリフォームでは、無料でご自宅の状況を診断し、最適なプランをご提案します。
6. まとめ:早めの対策で、冬の暮らしを暖かく快適に
今回は、冬のすきま風対策について詳しくご紹介しました。
わずかな隙間が、知らず知らずのうちに快適性と光熱費に大きな影響を与えています。
・手軽に試すなら → 隙間テープ、断熱シート
・根本的に解決したいなら → 内窓設置、外窓交換
リフォームを検討する際は、費用だけでなく、補助金制度も視野に入れるのが賢い選択です。
ご自宅の状況に合った対策で、今年の冬こそ、暖かく快適な毎日を過ごしませんか?

ミヤケンでは、内窓の設置などお家を温かく快適にするための、内部リフォームの施工実績もありますので、寒さ対策についてお悩みの方はぜひご相談ください!
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※営業時間は9:00~18:00です。
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〒371-0013 群馬県前橋市西片貝町4丁目22−3
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