【2025年最新版】キッチンリフォームをするならどっち?LIXILとTOTOの特徴を徹底解説!

豊田 芹華
システムキッチンのリフォームを検討する時、多くの方が候補に挙げるのが、国内2大メーカーの「LIXIL」と「TOTO」です。
「デザインがおしゃれなのはLIXIL?」
「水回りに強いTOTOはやっぱり機能が良い?」
どちらも魅力的なキッチンですが、その強みや思想は大きく異なります。
今回は、両メーカーの代表的なシリーズを徹底比較!それぞれの特徴を深く理解し、あなたのライフスタイルに本当に合うキッチンを見つけましょう。
1. 【一目でわかる!】LIXILとTOTOのキッチン比較
▼ブランドコンセプト
LIXIL
「暮らすを、豊かに。」デザイン性と使いやすさで、日々の暮らしそのものを豊かにすることを目指す。
TOTO
「あしたを、ちがう『まいにち』に。」清潔さや環境性能など、水回りの技術で、当たり前の毎日をより良くすることを目指す。
▼強み・得意分野
LIXIL
インテリアに調和するデザイン性、調理を効率化するアイデア収納、セラミックなどの先進素材。
TOTO
水栓やシンクの節水・清潔技術、使う人の動きを考え抜いた使いやすさ。
▼代表シリーズ(ハイグレード)
LIXIL:リシェルSI
TOTO:ザ・クラッソ
▼代表シリーズ(ミドルグレード)
LIXIL:ノクト
TOTO:ミッテ
▼費用相場(ミドルグレードの場合)
LIXIL:約70万円~130万円
TOTO:約80万円~140万円
2. 【徹底比較】LIXIL vs TOTO 4つのポイント
比較① デザイン性|インテリアとしてのLIXIL vs 透明感のTOTO
LIXIL
扉カラーのバリエーションが非常に豊富で、トレンドを取り入れたデザインが得意です。
特に最上位のリシェルSIで選べる「セラミックトップ」は、焼き物ならではの重厚感とマットな質感で、インテリアとしてのキッチンの価値を大きく高めます。
取っ手のデザインにもこだわっており、空間全体をコーディネートしたい方におすすめです。
TOTO
TOTOのデザインの象徴は、最上位のザ・クラッソで選べる「クリスタルカウンター」。
すりガラスのような透明感と滑らかな質感が、光を受けて美しく輝きます。
派手さはありませんが、清潔感と上品さを両立したデザインが魅力です。
比較② 清掃性|素材力でお手入れ簡単なLIXIL vs 「きれい除菌水」で衛生的なTOTO
LIXIL
「セラミックトップ」は、汚れや薬品が染み込みにくく、サッと拭くだけでキレイになるため、お手入れが非常に簡単です。
また、ファン掃除が10年不要のレンジフード「よごれんフード」も大きな魅力です。
TOTO
水回りのプロならではの「清潔技術」が強みです。
ボタン一つで水道水から除菌水を作り出し、網かごやまな板、ふきんのぬめりを抑える「きれい除菌水」はTOTOだけの独自機能。
また、シンク内のゴミがすべるように流れる「すべり台シンク」も、日々の掃除の手間を減らしてくれます。
比較③ 収納力|アイデア満載のLIXIL vs 動線重視のTOTO
LIXIL
調理中の「あったらいいな」を形にしたアイデア収納が得意です。
テコの原理で軽い力で開けられる「らくパッと収納」(リシェルSI)や、よく使う道具がすぐ取り出せる立体構造の「アシストポケット」(ノクト)など、使う楽しさも感じられる収納です。
TOTO
使う人の動き(動線)を徹底的に考えた、実直な収納が魅力です。
よく使うものを上段に、たまに使うものを下段に分け、調理中の体の負担を減らす「センターラインキャビネット」(ミッテ)など、効率性を重視した設計です。
比較④ 独自機能|調理を効率化するLIXIL vs 水栓にこだわるTOTO
LIXIL
シンクの中に2段のレーンを設け、プレートを組み合わせることで調理スペースを広げられる「Wサポートシンク」は、調理と後片付けの両方を効率化する人気の機能です。
TOTO
水栓(蛇口)の機能に強みを持ちます。
幅広シャワーで大きな鍋も洗いやすい「水ほうき水栓」は、節水効果も抜群。
手をかざすだけで操作できる「タッチレス」仕様も選べます。
3. 【シリーズ別】リフォーム費用相場と特徴
工事費を含んだ、一般的なI型キッチン(幅255cm)のリフォーム費用目安です。
▼LIXIL
・リシェルSI(ハイグレード):約90万円~
・ノクト(ミドルグレード):約70万円~
・シエラS(スタンダード):約60万円~
▼TOTO
・ザ・クラッソ(ハイグレード):約100万円~
・ミッテ(ミドルグレード):約80万円~
4. 結論!あなたに合うのはどっち?タイプ別おすすめ診断
・デザイン性を最優先し、キッチンをインテリアの主役にしたいなら → LIXIL
・日々の清潔さ、掃除のしやすさを手間なく実現したいなら → TOTO
・料理中の効率や、使うのが楽しくなるような収納力を重視するなら → LIXIL
・節水など環境性能や、薬品を使わない除菌など衛生面を重視するなら → TOTO
5. まとめ:優先順位を決めて、理想のキッチンに
LIXILとTOTO、どちらも日本の暮らしを研究し尽くした、素晴らしいキッチンです。
どちらか一方が絶対的に優れているわけではなく、あなたがキッチンに「何を一番求めるか」で、最適な選択は変わってきます。
デザイン、清掃性、収納、機能、そしてご予算。
ご自身の優先順位を明確にし、ぜひショールームで実物を触って、その違いを体感してみてください。
ミヤケンリフォーム館では、今回紹介した商品以外のキッチンも展示しておりますので、ぜひご来場ください!
▼キッチンについてご相談したい方はコチラ▼
※来店予約は24時間受付しております。
※営業時間は9:00~18:00です。
▼ミヤケンリフォーム館▼
〒371-0013 群馬県前橋市西片貝町4丁目22−3
最近の記事
月別アーカイブ
- 2025年7月(2記事)
- 2025年6月(2記事)
- 2025年5月(11記事)
- 2025年4月(7記事)
- 2025年3月(8記事)
- 2025年2月(8記事)
- 2025年1月(7記事)
- 2024年12月(6記事)
- 2024年11月(4記事)
- 2024年10月(14記事)
- 2024年9月(9記事)
- 2024年8月(8記事)
- 2024年7月(6記事)
- 2024年6月(11記事)
- 2024年5月(13記事)
- 2024年4月(17記事)
- 2024年3月(12記事)
- 2024年2月(3記事)
- 2024年1月(7記事)
- 2023年12月(2記事)
- 2023年11月(2記事)
- 2023年10月(4記事)
- 2023年9月(5記事)
- 2023年3月(1記事)
- 2022年6月(1記事)
- 2021年11月(4記事)
- 2021年7月(4記事)
- 2021年6月(5記事)
- 2021年5月(2記事)
- 2021年4月(2記事)
- 2021年3月(2記事)
- 2021年2月(3記事)
- 2021年1月(2記事)