レンジフードの交換時期の判断方法とは?

谷口 大成
キッチンの換気扇・レンジフードは、長年使用すると油汚れが蓄積し、換気効率が悪くなります。適切なタイミングで交換することで、清潔で快適なキッチン環境を維持することができます。
今回は、レンジフードの交換費用や、業者の選び方、交換時期の目安、オススメの商品について説明します。
1.レンジフードの工事費用

レンジフードの交換費用は、機種の種類・施工内容・業者によって変動します。
一般的な価格の目安は以下の通りです。
・レンジフードの本体価格
スリム型(最新デザイン):3万円~15万円
プロペラファン型:1万円~5万円
ブーツ型:2万円~8万円
アイランド型(天井設置):10万円~20万円
・工事費用
標準工事費(既存と同じタイプに交換):1万5千円~4万円
ダクト工事を伴う交換:3万円~8万円
コンセントの増設や電気工事:5千円~2万円
レンジフード本体の処分費:3千円~1万円
・合計費用の目安
シンプルな交換工事:3万円~8万円
高機能レンジフード+工事費:5万円~15万円
デザイン性の高いアイランド型:20万円以上
費用を抑えるためには、本体価格と工事費用をセットで見積もり、キャンペーンや割引サービスを利用するのがポイントです。
2.レンジフードを依頼する業者の選び方

レンジフードの交換を依頼する際には、適切な業者を選ぶことが重要です。
業者によって取り扱う機種や工事費用、アフターサービスの内容が異なるため、慎重に比較検討する必要があります。
・家電量販店やホームセンター
家電量販店やホームセンターは、レンジフード本体の購入と工事をセットで申し込めるため、手続きが簡単です。
保証やアフターサービスが充実していることが多く、初めて交換を依頼する方にとって安心感があります。
しかし、取扱商品の種類が限られているため、特定のブランドや機種にこだわりがある場合は、希望する商品が見つからないこともあります。
また、工事費用が他の業者に比べて割高になるケースもあるため、事前に見積もりを確認しましょう。
・リフォーム専門業者

リフォーム専門業者に依頼する場合は、レンジフードの交換だけでなく、キッチン全体のリフォームの相談ができるメリットがあります。
例えば、シンクやコンロの交換と一緒に行うことで、キッチンの統一感を保つことができます。
ただし、小規模な工事では基本料金が高く設定されていることがあるため、レンジフードの交換だけを希望する場合は、他の業者と比較して費用を確認することが大切です。
・地元の工務店や電気工事業者
地元の工務店や電気工事業者に依頼する場合は、細かい要望に柔軟に対応してもらえることが多いです。
施工業者と直接やり取りができるため、工事の進行状況や細かな仕様について相談しやすいというメリットがあります。
しかし、業者によって施工技術や保証内容が異なるため、過去の施工実績や口コミを確認し、信頼できる業者を選ぶ必要があります。
・メーカー公式の工事業者
メーカー公式の工事業者に依頼する場合は、純正の部品や専門技術者による施工が受けられるため、品質面での安心感があります。
また、メーカー保証が適用されるため、長期間安心して使用できるメリットもあります。しかし、他の業者と比較すると工事費がやや高めに設定されていることが多いため、予算とのバランスを考慮して検討する必要があります。
業者を選ぶ際には、口コミや評判をチェックし、施工実績が豊富な業者を選ぶことが大切です。
また、工事保証があるかどうかも確認し、施工後のトラブルに対応してもらえるかを事前に把握しておくと安心です。
追加費用の有無についても、見積もりの際にしっかり確認し、予算内で工事を完了できるようにしましょう。
工事のスケジュール調整が柔軟にできるかどうかも重要なポイントです。特に、早めに工事を完了させたい場合は、スケジュールの調整がしやすい業者を選ぶとスムーズに進められます。
また、レンジフードの交換には電気工事が伴う場合があるため、依頼する業者が適切な資格(電気工事士など)を持っているかを確認することも重要です。
信頼できる業者を選ぶことで、長期間安心して使用できるレンジフードを設置することができます。
3.交換時期

レンジフードの寿命は約10~15年とされていますが、使用環境やメンテナンスの頻度によって寿命は異なります。
特に、揚げ物や炒め物を頻繁に調理する家庭では、油汚れが多く蓄積しやすく、通常よりも早めの交換が必要になることがあります。
また、レンジフードの性能が低下すると換気能力が落ち、キッチンに煙や臭いがこもりやすくなるため、定期的に状態をチェックすることが大切です。
・換気能力の低下
換気性能が落ちると、調理中に煙や油の臭いがキッチン内に充満しやすくなります。
以前よりも吸い込みが弱くなったと感じた場合は、フィルターやファンの汚れをチェックし、掃除をしても改善しないようであれば交換を検討しましょう。
・異音や動作不良

レンジフードのモーターは長年の使用で劣化し、異音が発生することがあります。
特に、ファンの回転が不安定になり、異常に大きな音がする場合は、モーターの故障が疑われます。
また、スイッチを入れても作動しない、風量が安定しないといった症状も交換のサインです。
・油汚れの蓄積

レンジフードは使用するうちにフィルターや内部のファンに油汚れが蓄積します。
定期的な掃除を行っても汚れが落ちにくくなった場合、内部の部品まで油が染み込んでいる可能性があり、換気効率が低下します。
特に、油が滴り落ちてくるようになった場合は、安全面を考慮して早めの交換をおすすめします。
・部品の劣化
レンジフードの部品も経年劣化するため、長期間使用しているとスイッチやライトが反応しなくなることがあります。
照明が点灯しなくなったり、スイッチを押してもファンが動かなくなったりする場合には、修理や交換が必要になります。
特に、部品の交換が難しい古いモデルの場合は、新しいレンジフードへの交換を検討すると良いでしょう。
・電気代が上がる

古いレンジフードは消費電力が大きく、最新の省エネモデルに比べて電気代が高くなることがあります。
最新のレンジフードは高効率のモーターを搭載し、省エネ性能が向上しているため、電気代を節約しながら快適に使用できるメリットがあります。
レンジフードはキッチンの空気を清潔に保つ重要な設備です。定期的なメンテナンスを行い、上記のような症状が現れたら、早めに交換を検討しましょう。
4.群馬県でレンジフードの交換を検討している方はミヤケンリフォームにご相談ください!

レンジフードの交換は、本体価格と工事費を含めると3万円~15万円程度かかります。
費用を抑えるためには、セット割引や業者の比較が重要です。
交換のタイミングは10~15年が目安ですが、換気能力の低下や異音、油汚れの蓄積などの症状が出た場合は、早めに検討するのが理想です。
レンジフードを選ぶ際は、お手入れのしやすさ・静音性・省エネ性能なども考慮し、使いやすいものを選びましょう。
ミヤケンリフォームは、レンジフードのみの交換だけでなく、キッチンリフォームも行っております。
せっかくリフォームをするなら、キッチン全体を一新することによってさらに快適なお料理時間を過ごすことができるでしょう!
キッチンリフォームの施工実績も多数ございますので、ぜひ参考までにご覧ください!
▼関連記事はコチラ▼
・トクラスが手掛けるキッチンの特徴とは?各シリーズの魅力&口コミをご紹介
・マグネットタイプのキッチンパネルでもっと便利に!メリットやデメリットとは?
・リシェルSIの人気色ランキング!キッチンカラー選びのポイントとは?
ミヤケンでは、ホームページから無料お見積もりをご依頼いただけます!
「電話はあまりしたくない…。」
「概算だけでも知りたい…。」
という方は、ぜひホームページからお問い合わせください!
▼お電話でのお見積もり依頼をご希望の方はコチラ▼
フ リ ー ダ イ ヤ ル 【0120-05-3838】
ミヤケンリフォーム館 【027-243-3838】
※来店予約は24時間受付しております。
※営業時間は9:00~18:00です。
【ミヤケンリフォーム館】
〒371-0013 群馬県前橋市西片貝町4丁目22−3
▼LINEからの無料お問い合わせはコチラ▼
専任のスタッフと直接やり取りが可能なLINEを活用して、いつでもお気軽にお問い合わせいただけます!
「写真を送って現状を見てもらいたい。」
「匿名で概算だけ聞きたい。」
という方は、ぜひ無料LINE相談をご利用ください!
最近の記事
月別アーカイブ
- 2025年5月(7記事)
- 2025年4月(7記事)
- 2025年3月(8記事)
- 2025年2月(8記事)
- 2025年1月(7記事)
- 2024年12月(6記事)
- 2024年11月(4記事)
- 2024年10月(14記事)
- 2024年9月(9記事)
- 2024年8月(8記事)
- 2024年7月(6記事)
- 2024年6月(11記事)
- 2024年5月(13記事)
- 2024年4月(17記事)
- 2024年3月(12記事)
- 2024年2月(3記事)
- 2024年1月(7記事)
- 2023年12月(2記事)
- 2023年11月(2記事)
- 2023年10月(4記事)
- 2023年9月(5記事)
- 2023年3月(1記事)
- 2022年6月(1記事)
- 2021年11月(4記事)
- 2021年7月(4記事)
- 2021年6月(5記事)
- 2021年5月(2記事)
- 2021年4月(2記事)
- 2021年3月(2記事)
- 2021年2月(3記事)
- 2021年1月(2記事)