洗面台の高さが合わないとどうなる?後悔しないための選び方

豊田 芹華
洗面台は毎日の生活で欠かせない重要な設備です。
毎日使う場所だからこそ、使い勝手や快適さを重視したいものです。
しかし、洗面台の高さが合わないと、日常的に不便を感じたり、身体に負担がかかったりすることもあります。
この記事では、洗面台の高さの重要性や、身長や家族構成に合った洗面台の選び方を解説します。
また、高さ調整が可能な洗面台の選び方や、後付けで高さを調整する方法についてもご紹介します。
リフォームを検討されている方は、ぜひ参考にして、後悔のない洗面台選びを行いましょう!
💡この記事を読んでわかること
-
使う人の「身長」に合った高さを選ぶべし!
→ 無理な姿勢は肩や腰の痛みの原因に。身長ごとの理想の高さを参考に。 -
家族構成を考慮してバランスを取るべし!
→ 子どもや高齢者も使うなら「誰にとっても使いやすい高さ」を意識。 -
高さ調整ができる洗面台を視野に入れるべし!
→ 電動昇降式などの機能付きは、将来的な変化にも柔軟に対応。 -
後付け調整の選択肢を知るべし!
→ 架台・踏み台・部分交換など、リフォームなしで高さを調整する方法も多数。 -
「なんとなく」で選ばず、実際に体感すべし!
→ ショールームや実物での確認が、後悔を防ぐ第一歩。
1.洗面台の高さの重要性

洗面台の高さは、日常的な使用において非常に重要な要素です。
高さが適切でないと、体に負担がかかるだけでなく、使い勝手にも大きな影響を与えます。
例えば、洗顔や歯磨き、髪のセットなど、毎日使う際に不便を感じることがあります。
適切な高さの洗面台を選ぶことで、体への負担を減らし、快適に使用できるだけでなく、洗面所全体の見た目も美しく整えることができます。
特に、家族全員が使う場合や、長時間使用する方がいる場合、洗面台の高さはより重要になります。
また、洗面台の高さが合わないと、肩や腰に負担がかかり、慢性的な疲れや痛みの原因となることもあります。こうした身体的な問題を防ぐためにも、洗面台の高さは慎重に選ぶべきです。
2.身長別の理想的な洗面台の高さ
洗面台の高さを決める際、最も重要なのは使用する人の身長に合わせることです。
一般的には、身長に合わせた理想的な高さがあるとされています。
このように、身長に応じて洗面台の高さを選ぶことで、作業時に無理な姿勢を避け、肩や腰に負担をかけずに使用できます。
ただし、個人差があるため、上記の基準に必ずしも当てはまらない場合もあります。
実際に自分で立ってみて、作業しやすい高さを確認することが大切です。高さの微調整が可能な場合は、自分に合った位置を選んで快適に使えるようにしましょう。
3.家族構成に合わせた選び方

家族全員が使用する洗面台の場合、一人ひとりの身長に合った高さを選ぶことが難しい場合があります。
このような場合は、家族全員が使いやすい高さに調整する必要があります。
例えば、身長の高い方や低い方がいる場合、洗面台の高さを平均的な位置に設定するか、調整機能付きの洗面台を選ぶと便利です。
家族全員が使用することを考慮して、使いやすい高さに調整できる洗面台を選ぶことで、長期間快適に使い続けることができます。
また、小さな子どもや高齢の方が使う場合、段差のないスムーズな高さにすることが重要です。
子どもが使うことを考慮して低めに設定したり、車椅子の使用を想定して少し高めに設定したりすることも選択肢の一つです。
4.高さ調整が可能な洗面台の紹介

高さ調整が可能な洗面台は、家族全員が使う場合や、身長差がある家庭に非常に便利です。
このタイプの洗面台は、昇降機能や調整機能が備わっており、ボタンひとつで高さを簡単に変更できます。
例えばアビリティーズ・ケアネットの「電動昇降式洗面台 まいせるふ」は、電動で高さが65~90cmに昇降する洗面台です。
スイッチ一つで利用する人に合わせた高さ調整が可能となります。
小さい子どもはもちろん、車いすに乗っている方も楽な姿勢で手洗いや洗顔ができるようになります。
また、昇降する際に大腿部の挟み込みを防ぐための装置も備わっているので、安全に使用することも可能です。
昇降機能付きの洗面台は単にバリアフリーだからよいというだけでなく、健康面にもよい影響をもたらします。
例えば従来の洗面台は身長が高いと腰をかがめたり膝を曲げたりする必要がありました。
しかし、電動昇降機能が備わった洗面台を活用すれば、高さを調節することで自然な姿勢を保てるようになり、腰や膝への負担も軽減します。
また、正しい姿勢で歯磨きや洗顔ができるようになることから、姿勢を改善させ、体のバランスを整えることも可能です。
5.後付けで高さを調整する方法
洗面台の高さが体に合っていないと、腰や肩に負担がかかり、毎日の洗顔や歯磨きが苦痛になることがあります。
リフォームで交換するのが理想ですが、後付けで高さを調整する方法もいくつか存在します。以下に、代表的な方法とそれぞれの特徴・注意点をご説明します。
◎洗面台の下に台を設置する(高さを上げる方法)

既存の洗面台の下に高さ調整台や専用の架台を設置して、全体の高さをかさ上げします。
簡単な工事で済むため、低予算での調整が可能です。
また、既存の洗面台を活かせるため、交換するよりも手軽です。
洗面台の下に台を設置する際の注意点としては、配管の位置も一緒に上がるため、給排水の延長が必要になることがあります。
高さを上げすぎると、鏡との位置関係にズレが生じるため、ミラーの移設や交換も検討する必要があります。
◎洗面ボウルやカウンターを交換する(部分的に高さ調整)

洗面ボウルだけを埋め込み式から置き型タイプに変更するなどして、実質的に洗面位置を高くします。
カウンター一体型であれば、カウンターごと新調するケースもあります。
この方法なら、洗面台全体を交換しなくても、使いやすい高さにできます。
インテリア性の高い洗面空間を演出することも可能です。
ただし、ボウルのサイズや水栓との相性に注意が必要です。
ボウルの高さが変わると、水はねが増えることがあるため、位置調整に注意しましょう。
◎踏み台を使う(高さを下げる方向で調整)

特に子どもや身長の低い方が使う場合には、市販の踏み台を設置することで使用時の高さを調整します。
単純に踏み台を購入して設置するだけなのですぐに取り入れることができ、コストも安価です。
複数人が使う場合に、各人が調整できる点も便利と言えます。
注意点としては、踏み台があることで足元が狭くなる・転倒のリスクがあるため、滑り止め付きの安定した製品を選ぶことが重要です。
また、掃除の際に邪魔になることもあります。
◎キャビネット付きの洗面化粧台を部分的に交換

既存のキャビネットを高さの異なるモデルに交換する方法です。
場合によっては、洗面台の下部のみ新調して高さを調整することができます。
新たな収納スペースも確保でき、使い勝手が向上します。
洗面ボウルや水栓をそのまま活かすケースもあり、コストを抑えられるでしょう。
気を付けたいポイントとして、同じメーカー・シリーズのパーツでなければ、互換性がない可能性があるため、事前の確認が必要です。
さらに、配管の再接続工事が発生することがありますので、トラブルが発生する前に専門家に相談する方が良いと言えるでしょう。
◎DIYでの調整は注意が必要

最近ではDIYで洗面台の高さを調整する事例も見られますが、給排水の位置変更や本体の水平確保には専門的な技術が必要です。
誤った施工は、水漏れや使い勝手の悪化を招く可能性があるため、不安な場合はプロに相談しましょう。
6.群馬県で洗面台のリフォームをするならミヤケンリフォームにお問い合わせください!
今回は、洗面台の高さが合わないとどうなるのか、重要性や選び方について紹介してきました。
洗面台の高さは、日常的に使用する上で非常に重要な要素です。身長や家族構成に合った高さを選ぶことで、快適に使用できるだけでなく、健康面にも良い影響を与えます。
リフォーム時には、高さ調整機能がある洗面台を選ぶか、既存の洗面台の高さを調整する方法を検討してみてください。
自分にぴったりの洗面台を選んで、快適な生活を送りましょう。
ミヤケンでは、今回ご紹介した以外の商品も取り扱っておりますので、是非お気軽にご所望ください!
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