【2025年最新版】タカラスタンダードのホーローパネルのメリット・デメリット

お家のリフォームで、特にこだわりたい場所として多くの声が挙がるのが「キッチン」。
一日のうちで何度も立つ場所だからこそ、いつも清潔で美しいキッチンで過ごせば、気分も自然と上がりますよね。
とは言え、仕事や子育てで忙しい毎日の中、キッチンを常にピカピカに保つのは至難の業です。
そんなお悩みを一挙に解決してくれるのが、タカラスタンダードの高品位ホーローパネルです。
この記事では、ホーローパネルが持つ独自のメリット・デメリットから、他のキッチンパネルとの違い、そして気になる費用まで、最新情報をもとに徹底的に解説していきます。
目 次
- 1. ホーローパネルとは?
- 2. ホーローパネルの8つのメリット
- 圧倒的な掃除のしやすさ
- 熱・キズ・衝撃に強い
- 汚れや臭いが染み込まない
- 有害物質を発散せず、体に優しい
- マグネットで自由自在!魔法の収納壁に
- コンロ横でも安心の不燃性
- 3. ホーローパネルのデメリットと注意点
- 強い衝撃でサビが出る可能性がある
- 4. キッチンパネルの素材別 特徴まとめ
- 【総合力 No.1】ホーローパネル
- 【コストバランス重視】メラミン化粧板
- 【プロ仕様のデザイン】ステンレス
- 【ステンレスより安価】アルミ
- 【デザイン最優先】キッチンタイル
- 5. キッチンだけじゃない!ホーローパネルの意外な活用術
- 洗面所・トイレ
- お風呂(浴室)
- リビング・子供部屋
- ペットスペース
- 6. タカラスタンダードのホーローパネルはこんな方にオススメ!
- まとめ
1. ホーローパネルとは?
ホーロー(琺瑯)パネルとは、キッチンメーカーのタカラスタンダードが独自に開発した、鉄の強さとガラスの美しさを兼ね備えた建材です。
金属のベースに、清潔なガラス質を850℃の高温で焼き付けて密着させて作られています。
「ガラス」と聞くと割れやすさを心配する方もいらっしゃるかもしれませんが、ご安心ください。
タカラスタンダードの高品位ホーローは、鋼板に凹凸を付けて密着度を極限まで高めているため、日常的な衝撃で割れたり剥がれたりする心配はほとんどありません。
2. ホーローパネルの8つのメリット
それでは、ホーローパネルがなぜこれほどまでに支持されているのか、そのメリットを詳しく見ていきましょう。
圧倒的な掃除のしやすさ
ホーローパネル最大のメリットは、お手入れの手軽さです。
表面が硬く滑らかなガラス質なので、油汚れや調味料などが染み込むことがありません。
時間が経ってしまったガンコな油汚れも、洗剤をつけた布でサッと拭くだけで、驚くほど簡単キレイに。
ゴシゴシこする必要がないため、家事の時短に大きく貢献します。
熱・キズ・衝撃に強い
毎日使うキッチンは、熱や傷がつきやすい過酷な環境です。
高品位ホーローは、コンロの熱で変色・変形することがなく、万が一焦げ付いても簡単に拭き取れます。
また、金属のタワシでこすっても、缶詰を落としても傷一つつきにくい頑丈さを誇り、長年使っても新品同様の美しさを保ちます。
汚れや臭いが染み込まない
表面のガラス質が汚れや臭いをシャットアウトするため、壁紙のように油や生ゴミの臭いが染み付く心配がありません。
いつでも清潔で衛生的なキッチン空間を維持できます。
有害物質を発散せず、体に優しい
シックハウス症候群の原因となるホルムアルデヒドなどの有害物質を一切含まない素材でできているため、小さなお子様がいるご家庭でも安心してお使いいただけます。
マグネットで自由自在!魔法の収納壁に
ベースが金属なので、壁のどこにでもマグネットがくっつきます。
専用の収納パーツを使えば、お玉やフライ返し、調味料ラックなどを好きな場所に自由に配置可能。
壁に穴を開けることなく、自分だけの使いやすい収納システムを簡単に作れます。
レシピを貼ったり、家族の連絡ボードとして使ったりと、活用方法は無限大です。
コンロ横でも安心の不燃性
高品位ホーローは、建築基準法で定められた不燃材料です。
万が一火が当たっても、有害物質が発生することもなく、燃え広がる心配がありません。
ガスコンロのすぐ横の壁にも安心して使用できます。
3. ホーローパネルのデメリットと注意点
多くのメリットがある一方、知っておきたいデメリットも存在します。
強い衝撃でサビが出る可能性がある
非常に頑丈なホーローですが、鋭利なもので強く叩きつけるなど、極端な衝撃で表面のガラス質が欠けてしまうと、下地の金属が露出し、そこからサビが発生する可能性があります。
とはいえ、通常のキッチンでの使用で欠けることはまず考えられません。
万が一欠けてしまった場合も、専用の補修材でタッチアップが可能です。
4. キッチンパネルの素材別 特徴まとめ
キッチンパネルを選ぶ際は、ご予算やデザインの好み、そして「何を一番重視するか」によって最適な素材が変わってきます。
ここでは、代表的な5つの素材を比較しながら、それぞれの長所と短所を解説します。
【総合力 No.1】ホーローパネル
性能と使い勝手を追求するなら、最もおすすめできるのがホーローです。
費用
m²あたり約15,000円からと、やや高めの価格帯です。
性能
耐久性、清掃性ともに最高レベルを誇ります。
熱や傷に非常に強く、油汚れも水拭きで簡単に落とせます。
特徴
他の素材にはない最大の魅力はマグネットが使える点。
壁に穴を開けずに収納を増やせる利便性は、ホーローならではです。
初期費用はかかりますが、その後の手入れの楽さや長寿命を考えると、長期的なコストパフォーマンスは非常に高いと言えます。
【コストバランス重視】メラミン化粧板
現在、日本のキッチンで最も多く採用されている標準的な素材です。
費用
m²あたり約8,000円からと、比較的手頃な価格が魅力です。
性能
耐久性、清掃性ともに十分なレベルで、日常使いで困ることはありません。
特徴
とにかくコストと性能のバランスに優れています。
ただし、ホーローと比べると熱に弱く、コンロの火が直接当たると焦げる可能性があります。
デザインの選択肢も豊富で、コストを抑えつつキレイなキッチンを実現したい場合の第一候補となります。
【プロ仕様のデザイン】ステンレス
レストランの厨房のような、クールでスタイリッシュな空間を目指す方に人気です。
費用
m²あたり約12,000円からとなります。
性能
熱に強く耐久性も高いですが、表面に傷がつきやすく、水垢が目立ちやすいという側面もあります。
特徴
ステンレス特有のシャープで無機質なデザインが最大の魅力です。
清掃性も高いですが、美しさを保つにはこまめな拭き掃除が欠かせません。
【ステンレスより安価】アルミ
ステンレスに似た金属製のパネルですが、より安価な選択肢です。
費用
m²あたり約10,000円からと、金属製パネルの中では手頃です。
性能
ステンレスと比べて傷や凹みに弱いため、耐久性の面では一歩譲ります。
特徴
照明が反射しやすく、キッチンが明るい印象になります。
しかし、質感の面でややチープに見えてしまう場合があるため、実物を確認してからの選択をおすすめします。
【デザイン最優先】キッチンタイル
デザインにとことんこだわりたい、オリジナリティあふれるキッチンを作りたい方に最適です。
費用
m²あたり約20,000円からと、最も高価な選択肢の一つです。
性能
タイル自体は非常に頑丈で熱にも強いですが、目地に汚れが溜まりやすいのが最大の課題です。
特徴
色や形、貼り方の組み合わせで、デザインの自由度は圧倒的です。
ただし、美しい状態を保つには、目地のこまめな掃除が不可欠となり、メンテナンスの手間は他のパネルよりかかります。
5. キッチンだけじゃない!ホーローパネルの意外な活用術
ホーローパネルの優れた性能は、キッチン以外の場所でも大活躍します。
洗面所・トイレ
水ハネや汚れが付きやすい場所に最適。
カビにも強く、アンモニア臭も染み込まないため、掃除が格段に楽になります。
お風呂(浴室)
タカラスタンダードのシステムバスは、壁全体がホーローです。
体を洗うタオルやシャンプーなどもマグネットで壁面収納でき、ぬめり知らずの清潔な浴室を実現します。
リビング・子供部屋
壁の一部に採用すれば、家族の伝言板や子供のお絵かきボードに。
油性ペンで書いても水拭きで消せるので、思う存分使えます。
ペットスペース
ペットの爪でも傷つきにくく、粗相をしてしまっても臭いが染み込まず、サッと拭き取れます。
6. タカラスタンダードのホーローパネルはこんな方にオススメ!
以上のメリット・デメリットを踏まえると、ホーローパネルは特に以下のような方におすすめです。
・掃除の手間を少しでも減らしたい方
・キッチンの収納をスッキリさせたい方
・長年使っても劣化しない、丈夫な素材を選びたい方
・小さなお子様やペットがいるご家庭
・キッチン以外の水回りや壁にも多機能性を求める方
実際に採用されたお客様からは、
「30年前に取り付けたキッチンが、今でもピカピカ」
「ベタベタの油汚れも、拭けば元通りになるのが気持ちいい」
といった満足の声を多数いただいています。
まとめ
タカラスタンダードのホーローパネルは、圧倒的な清掃性と耐久性を誇り、マグネットが使えるという唯一無二の利便性を持った優れた素材です。
タカラスタンダードのキッチンは、パネルだけでなくキャビネットの扉や内部もホーローで作られているため、キッチン全体を汚れや湿気、臭いから守り、いつまでも美しい状態を保つことができます。
毎日の家事を楽にし、暮らしを豊かにしてくれるホーローパネル。
キッチンリフォームをご検討中の方は、ぜひ選択肢の一つとして考えてみてはいかがでしょうか。
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