【2025年最新版】キッチンで使う加熱機器の種類(IH、ガスコンロ、オーブン)や特徴
どんなキッチンも調理のワクワク感を高めてくれるのは、実際に料理が完成する場所、加熱機器ではないでしょうか。加熱機器と言っても、IHクッキングヒーターやガスコンロなど、選べる幅が増えてきています。
最近の加熱機器は、「機能面」「お掃除のしやすさ」のバランスのとれたものが多く、毎年のように新商品が発表されています。たくさん種類のある加熱機器の中で、ご家庭にあった機能をそなえたものを選べるように、このページでは各加熱機器の説明をしていきます。
この記事は、こんなお悩みを持つ方におすすめです!
- キッチンリフォーム、ガスコンロとIH、どっちがいいか迷っている…
- 最新のコンロは掃除が楽って聞くけど、具体的にどう違うの?
- IHにしたいけど、工事費用や電気代が心配…
- ビルトインオーブンって便利そうだけど、後付けできる?
- 各加熱機器のメリット・デメリットをしっかり比較して後悔したくない!
キッチンリフォームを考える際、加熱機器(コンロ)選びは非常に重要なポイントですよね。
毎日の料理のしやすさ、お手入れの手間、そして安全性にも関わってきます。
「ガスコンロに慣れているけど、IHの安全性も捨てがたい…」
「どうせリフォームするなら、お掃除が楽な最新モデルが良い!」
そんな皆様のために、今回はガスコンロとIHクッキングヒーター、それぞれの最新機能や特徴、メリット・デメリットを徹底比較!
さらに、お料理の幅を広げるビルトインオーブンについても詳しく解説します。
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ガスコンロの特徴|根強い人気と最新の進化
昔から日本のキッチンで主流のガスコンロ。
「やっぱり料理は直火でしょ!」という根強い人気があります。
最新モデルは、使いやすさとお手入れのしやすさが格段に進化しています。
メリット
直火ならではのパワフルな火力:炒め物などを高温で一気に仕上げられます。鍋振りも可能です。
鍋を選ばない:基本的にどんな素材の鍋やフライパンでも使えます。
停電時でも使える:電気を使わないため、災害時でも調理が可能です。(※一部、乾電池が必要なモデルもあります)
比較的安価:IHに比べると、本体価格が安いモデルが多いです。
デメリット
火を使う安全性:火の消し忘れや、衣服への燃え移りなどのリスクがあります。(※ただし、最新モデルは安全センサーが充実)
掃除の手間:ゴトク(鍋を置く台)周りの凹凸が多く、油汚れなどの掃除に手間がかかります。
夏場は暑い:燃焼時に熱が発生するため、夏場のキッチンは暑くなりやすいです。
【最新機能①】劇的に進化!お掃除ラクラク機能
最新ガスコンロは、掃除のしにくさを克服する工夫が満載です。
ガラストップ:天板がフラットな強化ガラス製で、サッと拭くだけで汚れが落ちます。親水性コーティングで、こびり付いた汚れも水で浮かせやすくする機能も。
フラットなゴトク&バーナー周り:ゴトクが小型化・フラット化し、バーナーリングとの一体型(例:ノーリツ「ラックリングゴトク」)や、煮こぼれが内部に入りにくい「シールドトップ構造」で、お手入れが格段に楽になりました。
汚れにくいグリル:焼き網や受け皿の代わりに、専用プレート(例:リンナイ「ココットプレート」)を使うことで、油の飛び散りを大幅にカット。庫内の掃除も簡単になりました。煙やニオイを抑える機能も進化しています。
【最新機能②】調理をサポートする便利機能
温度自動調節機能:揚げ物や湯沸かしなど、設定温度をキープしてくれます。
タイマー機能:煮込み料理などに便利。消し忘れ防止にもなります。
オート調理機能:魚焼きグリルで、メニューと焼き加減を選ぶだけで自動で焼き上げてくれます。
スマホ連携:専用アプリからレシピを送信し、火加減などを自動でコントロールしてくれる機種も登場しています。
IHクッキングヒーターの特徴|安全性と清掃性が魅力
火を使わない安全性とお手入れのしやすさから、近年急速に普及しているIHクッキングヒーター。
「高齢になるから火の元が心配」「掃除の手間を減らしたい」という方に特に人気です。
メリット
安全性が高い:火を使わないため、火災のリスクが低く、お子様や高齢者にも安心です。立ち消えの心配もありません。
掃除が非常に楽:天板がフラットなので、調理後の油ハネなどもサッと拭くだけでキレイになります。
夏場でも涼しく調理できる:燃焼による熱が発生しないため、キッチンが暑くなりにくいです。
高火力で湯沸かしが速い:熱効率が高いため、お湯を沸かすスピードはガスコンロより速いです。
デメリット
停電時に使えない:電気を使うため、停電すると完全に使えなくなります。
使える鍋が限られる:IH対応の鍋やフライパンが必要です。(※オールメタル対応機種ならアルミ鍋なども使えます)
鍋振りができない:鍋を天板から離すと加熱が止まってしまいます。
導入コストが高い:ガスコンロに比べて本体価格が高く、設置には電気工事が必要です。
【最新機能①】さらに進化する調理機能
鍋自動判別機能:鍋を置くだけで材質やサイズを検知し、最適な加熱を行います。
光火力センサー:鍋底の温度を正確に検知し、設定温度をキープ。揚げ物も得意です。
グリル機能の進化:IHのグリルも進化しており、大火力で素早く焼き上げる機能や、お手入れしやすいフラットな庫内、自動調理メニューなどが充実しています。
複数口同時使用のパワーアップ:3口すべてを同時に高火力で使える機種も増えています。
【最新機能②】お手入れ性とデザイン性
天板はフラットでお手入れ簡単。さらに、グリル排気口のカバーが小さくなったり、操作部がスマートになったりと、デザイン性も向上しています。
トッププレートの色も、ブラックだけでなくシルバーやグレーなども選べるようになっています。
【注意点】IH導入に必要な電気工事
ガスコンロからIHクッキングヒーターにリフォームする場合、200Vの専用コンセントを新設する電気工事が必須です。
分電盤(ブレーカー)に空き回路がない場合は、分電盤の交換や増設も必要になります。
また、ご家庭の契約アンペア数が小さい場合、IHを使うとブレーカーが落ちやすくなるため、電力会社への契約アンペア変更(増アンペア)の申請も必要になることがあります。(目安:4人家族で50A以上)
※これらの電気工事は、一度行えば次回IHを交換する際には不要です。
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「結局、うちの料理スタイルにはどっちが合ってるの?」
「IHにしたいけど、電気工事っていくらかかる?」
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ビルトインオーブンの種類や特徴|お料理の幅を広げる選択肢
コンロ下のスペースに設置できるビルトインオーブンは、お料理好きの方にとって憧れの設備。
大きなピザや丸鶏のロースト、本格的なパン作りなど、料理のレパートリーが格段に広がります。
ガスオーブン(コンビネーションレンジ)
パワフルなガス火で素早く、ムラなく焼き上げるのが得意です。
特にパンやお肉料理を美味しく仕上げたい方におすすめ。
多くの場合、電子レンジ機能も搭載した「コンビネーションレンジ」タイプで、オーブンとレンジの同時加熱も可能です。
電気オーブン(スチームオーブン)
緻密な温度管理が可能で、お菓子作りにも最適。
高温のスチーム機能が充実しており、油を使わないヘルシーな揚げ物や蒸し料理、パンの発酵なども得意です。
こちらも電子レンジ機能一体型が主流です。
まとめ:ライフスタイルに合わせて最適な加熱機器を選ぼう

ガスコンロもIHクッキングヒーターも、どちらも安全性・機能性・清掃性が飛躍的に向上しています。
どちらか一方が絶対的に優れているわけではなく、あなたの料理スタイルや、キッチンに求めるもの(火力、安全性、掃除のしやすさなど)によって最適な選択は異なります。
加熱機器の価格帯は、10万円以下のものから50万円以上のものまで様々です。
予算との兼ね合いも重要ですが、毎日使うものだからこそ、今の暮らしを少しでも「ハッピー」にしてくれる、納得のいく一台を選びたいものですね。
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