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キッチン空間にある5つの収納場所

キッチンリフォームする際に「収納する場所を今より増やしたい」という要望が多くあります。

キッチン用具は、フライパンや鍋、ボウル、包丁などたくさんの種類があるので、全て収納してキッチン周りを綺麗にしたいですよね。

リフォームすれば、キッチン用具を収納する場所を作ることができます。ここでは、キッチン空間の収納場所について説明していきます。

キッチン周りにある5つの収納場所

キッチン空間の収納場所は、シンク下、吊り戸棚、床下収納、壁面収納、背面収納、と大きく分けて5か所あります。収納するキッチン用品によって、収納場所を上手に活用していきましょう。

現状のキッチンにもよりますが、基本はシンク下・吊戸棚はセットで工事を行い、床下収納、壁面収納、背面収納はご要望に応じて工事を行うため、オプション工事になります。

シンク下

シンク下の収納は、シンクの配管などがあるスペースです。引き出しを開けると、中央部分に配管を避けるようにして収納棚が加工されています。

大きな鍋などは避け、包丁やまな板などを収納するのに適しています。また、水回りの洗剤や予備のスポンジを収納するのも良いでしょう。

配管の関係もあり、収納スペースを分割することが難しいシンク下の収納ですから、引き出しの中に小分けにするボックスを置くなど、仕切りが必要な場合が多いです。その際に、引き出しをあけた状態で上から見て、何が入っているのかわかるように表示するものオススメです。

吊り戸棚

吊り戸棚は、ワークトップの真上にある棚です。従来、吊り戸棚は高所の棚の為、取り出しにくく使わないものをしまう場所でした。現在は、自動で棚が下りてくるもの、シンクの上の収納が食器を乾かすために網目状の棚に変更することが出来るもの、食器乾燥機が設置できるなど、使い勝手のよいスペースになっています。

オススメの収納方法としては、シンク上の吊り戸棚は食器を乾燥させるスペースとして活用するものです。調理中に使った食器をさっと洗って乾燥させることができますので、効率的に作業を進めることができます。

日常的には使わないもお重など、年に数回使う食器などの収納スペースとして、吊戸棚を活用できますので、高いところの収納スペースをリフォームで活用できるキッチンを選びましょう。

床下収納

床下収納とはキッチンにある収納で、水漏れなどの際に、点検口として活躍できる優れものです。

この部分は家の基礎の状況にもよりますが、湿気が溜まりやすいことと、扉を開けないと様子がわからないため、日常的に使うものを収納するのには不向きです。密閉されているビンや非常食などの保管に向いています。

人の目につきにく収納のため、活用しやすい場所ではありますがもしもの時には収納したものを出して点検しますのでしまいすぎには注意です。

壁面収納

キッチンスペースに限りがある場合や、キッチン用品が収納しきれない場合に活用したいのが壁面の収納です。キッチンリフォームの際に、キッチン本体の他に壁にキッチンパネルを施工します。

このキッチンパネルをホーローのものにすると、磁石がくっつくようになりますのでフックを活用したりすることができます。また、メーカーによってはキッチン正面の壁にレールを付けることができ、可動式の調味料置きにするなど活用の幅が増えます。

このようなちょっとしたアレンジは、キッチン本体にプラスするオプションの商品になります。リフォームを検討するときは、キッチン本体だけでなくオプションもチェックする事でちょっとの不便が解消されるかもしれません。

背面収納

キッチンの真後ろに置く、キッチンクローゼット(食器棚)も非常に重要です。最近では、棚と炊飯器などの家電製品を置けるスペースが一体になっているキッチンクローゼットが一般になりつつあります。

一体になっている場合、炊飯器などの蒸気がこもらないものや、コンセントに困ることのないなど工夫されたものばかりです。

背面と言ってもコーナーに設置できる収納棚などもあり、家の大きさや形状によって色々な対応が可能です。扉の開け方も、従来は開き戸・引き戸が一般的でしたが、今は上下にスライド式の扉などの製品もあります。

キッチンのレイアウトは、リビングからキッチンの様子がわかるオープンキッチンの需要が高まりを見せているため、収納棚も色のバリエーションが増え、デザイン性が重視されたものなど、おしゃれなものが増えています。

収納場所をリフォームする場合

収納場所を作る場合は、キッチンリフォームと一緒に

キッチン周りの収納場所をリフォームする場合は、基本的にはキッチンリフォームと一緒に行います。各メーカーのキッチンに合わせた収納商品があるため、収納だけ取り付けるということはほとんどありません。

収納棚の撤去

収納場所のリフォームは、新しく取り付けるだけではありません。今ある棚を撤去することもあります。例えば、家族が少なくなったため使わない食器を置いておく必要がないということ、地震のときに倒れてきそうで怖い、といった理由です。

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