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【2025年最新版】トイレのメーカーの代表商品と各社の特徴

【2025年最新版】トイレのメーカーの代表商品と各社の特徴

トイレは、メーカーのよって機能や特色が異なり、様々な選択肢があります。
ここでは、各メーカーの代表商品と価格帯、特徴について紹介しています。

日本のトイレ市場は、業界のパイオニアであるTOTO、住宅設備の最大手LIXIL、そして独自の素材と家電技術で追いかけるパナソニックの3社で9割近いシェアを占めています。
この記事では、この3大メーカーに加え、独自の強みを持つメーカーの特徴、代表的な商品、そして2025年現在の価格帯を詳しくご紹介します。

1.メーカー選びの前に!トイレの2大タイプ「タンクレス」vs「タンクあり」

メーカー比較の前に、まずはトイレの基本的な形状の違いを知っておきましょう。

タンクレストイレ


水を溜めるタンクがなく、水道から直接水を流すタイプです。

メリット

デザインがすっきりして省スペース。
連続で水を流せる。

デメリット

洗い器が別に必要。
水圧が低いと設置できない場合がある。
一般的に価格は高め。

タンクありトイレ


便器の後ろに水を溜めるタンクがある、従来からおなじみのタイプです。

メリット

水圧に左右されにくい。
手洗い付きを選べる。
停電時も流しやすい。
価格が比較的安い。

デメリット

デザインにやや制約がある。
タンクの分スペースが必要。

この基本をふまえて、各メーカーの特徴を見ていきましょう。

2. TOTO | トイレの王道!「きれい」を追求する除菌機能

メーカーの特徴

日本のトイレ業界を牽引する最大手。
陶器製の水洗トイレや「ウォシュレット®」を世界で初めて開発したパイオニアです。
長年培われた信頼性と、トイレの「きれい」をとことん追求する姿勢が最大の強み。
ブランドへの安心感や、衛生面を最優先したい方におすすめです。

代表商品と機能


タンクレストイレの最高峰「ネオレスト」シリーズが代表格。
TOTOの代名詞とも言えるのが
「きれい除菌水」です。
これは、水に含まれる塩化物イオンを電気分解して作られる除菌成分を含む水のこと。
使用前後に便器内にミストを吹きかけたり、ノズルを洗浄したりすることで、目に見えない汚れや菌の発生を抑え、黒ずみを防ぎます。
他にも、渦を巻くような水流でパワフルに洗浄する「トルネード洗浄」や、汚れが付きにくい独自の陶器「セフィオンテクト」など、衛生性を高める技術が満載です。

価格帯の目安

ネオレストシリーズ:35万円~55万円
タンクあり(ピュアレスト等):15万円~25万円

3. LIXIL | "ラク"を極める先進機能とデザイン性

メーカーの特徴

TOTOと並ぶ住宅設備業界の巨人。
INAXを源流とし、使いやすさ(ユーザビリティ)とデザイン性を重視した製品開発が特徴です。
日々の掃除の”ラク”を実感したい方や、トイレ空間全体をコーディネートしたい方におすすめです。

代表商品と機能


タンクレストイレの「サティス」シリーズが主力商品。
LIXIL最大の武器は、100年クリーンを謳う新素材
「アクアセラミック」。
水アカや汚物の付着を防ぎ、簡単な掃除で新品のようなツルツル感が持続します。
また、便座が真上にリフトアップし、気になる便器と便座の隙間を楽に拭き掃除できる「お掃除リフトアップ」機能や、便器鉢内に気流の壁を作ってニオイが広がるのを防ぐ「エアシールド脱臭」など、ユーザー目線の便利な機能が光ります。
焼き物などこだわりの素材を使った手洗い器のバリエーションも豊富です。

価格帯の目安

サティスシリーズ:30万円~50万円
タンクあり(アメージュ等):15万円~25万円

4. パナソニック | 家電の発想が生んだ「おそうじ」トイレ

メーカーの特徴

家電メーカーならではの独自の発想と技術でシェアを伸ばす第3の勢力。
素材に陶器ではなく、水族館の水槽や航空機の窓にも使われる有機ガラス系新素材「スゴピカ素材」を採用しているのが最大の特徴です。
コストを抑えつつ高機能を求めたい方、掃除の手間を革新的に減らしたい方におすすめです。

代表商品と機能


「アラウーノ」シリーズがパナソニックの代名詞。
最大の特徴は、市販の台所用合成洗剤(中性)をタンクに補充しておくと、流すたびに泡が便器内をめぐり、汚れを強力に洗浄する
「激落ちバブル」です。
これにより、男性の立ちションによる飛びハネ汚れを泡が抑える
「トリプル汚れガード」も実現しています。
フチ裏や段差をなくした掃除しやすい形状はもちろん、人体検知センサーによる瞬間暖房便座など、家電メーカーらしい省エネ機能も充実しています。

価格帯の目安

アラウーノL150シリーズ:25万円~40万円

5. ジャニス工業 | 省スペース設計が得意な技巧派メーカー

メーカーの特徴

創業80年以上の歴史を持つ衛生陶器の専門メーカー。
特に、トイレ空間が限られている場合に対応できるコンパクト設計に強みがあります。
トイレを少しでも広く使いたい方や、静かな洗浄音を求める方におすすめです。

代表商品と機能


代表商品は「スマートクリン」
奥行きが国内最小クラスのモデルもあり、狭いトイレでも足元スペースを広く確保できます。
便器のフチを極限まで薄くした
「フロントスリム」形状は、見た目がすっきりするだけでなく、フチ裏がないため拭き掃除が非常に簡単です。

価格帯の目安

20万円~30万円前後

6. アサヒ衛陶 | 簡易水洗トイレの豊富な実績

メーカーの特徴

汲み取り式からのリフォームで力を発揮する、簡易水洗トイレの分野で高い知名度と実績を誇るメーカーです。
下水道が整備されていない地域で、汲み取り式の衛生面やニオイを改善したい方に最適です。

代表商品と機能


簡易水洗トイレの「サンクリーン」(タンクあり)と「ニューレット」(タンクなし)が主力。
汲み取り式(ぼっとん便所)の上に設置し、少量の水で排泄物を洗い流すことができます。
便槽からのニオイをしっかり防ぐ構造や、汚れが付きにくい表面加工など、快適に使うための工夫が施されています。

価格帯の目安

15万円~25万円

7.目的別!あなたにピッタリのトイレメーカーはこれ!

とにかく衛生面重視!除菌機能で安心したいなら…TOTO
「きれい除菌水」が菌の繁殖を抑制。
衛生へのこだわりが最も強いメーカーです。

日々の掃除をとにかく”ラク”にしたいなら…LIXIL
「お掃除リフトアップ」は隙間掃除の革命。
新品の輝きが続く「アクアセラミック」も魅力。

流すたびに自動で掃除してほしいなら…パナソニック
「激落ちバブル」が毎回便器を洗浄。
掃除の頻度そのものを減らしたい方に。

デザインや空間全体のコーディネートを楽しみたいなら…LIXIL
豊富なカラーバリエーションと、デザイン性の高い手洗い器で理想の空間を実現できます。

トイレが狭くて困っているなら…ジャニス工業
コンパクト設計の「スマートクリン」なら、貴重なスペースを有効活用できます。

下水道がない環境での衛生的な暮らしを実現したいなら…アサヒ衛陶
アサヒ衛陶の「サンクリーン」なら、浄化槽工事なしで衛生的で快適な水洗トイレを実現できます。

まとめ

トイレを選ぶ際には、掃除のしやすさ、節水性能、デザイン、価格など、人によって優先したいポイントは様々です。
各メーカーにそれぞれ独自の強みや特色がありますので、ご自身のライフスタイルに合ったトイレを見つけることが大切です。
お客様のご要望をじっくりお伺いしながら、最適なトイレ選びをお手伝いさせていただきますので、ぜひお気軽にご相談ください。

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