【2025年最新版】4種類あるトイレタイプ別の特徴と価格帯
家族みんなが毎日何度も使うトイレ。
せっかくリフォームするなら、
「掃除がラクなものがいい」
「スタイリッシュな空間にしたい」
「水道代を節約したい」
など、今のお悩みやご要望を叶えたいですよね。
理想のトイレリフォームを実現するためには、まずトイレの種類とそれぞれの特徴を知ることがとても重要です。
この記事では、現在主流となっている以下の4つのトイレタイプについて、それぞれの特徴や価格帯、最新の機能まで、
目 次
- トイレは大きく分けて4タイプ
- ①組み合わせトイレ|最もスタンダードで経済的
- メリット
- デメリット
- 価格帯
- ②一体型トイレ|デザインと清掃性の両立
- メリット
- デメリット
- 価格帯
- ③タンクレストイレ|コンパクトで先進的
- メリット
- デメリット
- 価格帯
- ④システムトイレ|収納力とデザイン性をプラス
- メリット
- デメリット
- 価格帯
- 人気3大メーカー(TOTO・LIXIL・パナソニック)の特徴を徹底比較!
- TOTO:衛生へのこだわりと最先端技術
- LIXIL:デザイン性と清掃技術の融合
- パナソニック:独自の素材とアイデアで掃除をラクに
- 失敗しない!トイレリフォームのポイントと費用内訳
- ①費用内訳を理解しよう
- ②内装も一緒にリフォームがおすすめ!
- 知っておきたい!トイレの最新便利機能
- まとめ:あなたに最適なトイレを選ぼう
トイレは大きく分けて4タイプ
トイレは、大きく分けると下記のような4種類があります。
| 組み合わせ | 一体型 | タンクレス | システム | |
|---|---|---|---|---|
| 価格帯 | 12万円~25万円 | 18万円~35万円 | 22万円~45万円 | 28万円~60万円以上 |
| 特徴 |
最も普及しているタイプ。 |
便器・タンク・便座が一体化し、スッキリしたデザイン。 凹凸が少なく掃除がしやすい。 手洗いボウルが広いモデルも多い。 |
タンクがなく非常にコンパクト。 デザイン性が高く、空間が広く見える。 水道直結で連続洗浄が可能。 別途手洗い器が必要。 |
便器と手洗器、収納キャビネットが一体化。 配管を隠して生活感をなくせる。 トイレットペーパーなどの収納力も抜群。 |
※費用は選ぶ製品のグレードや工事内容によって変動します。
①組み合わせトイレ|最もスタンダードで経済的

便器、水を溜めるタンク、そしてウォシュレットなどの機能を持つ便座が、それぞれ独立したパーツで構成されている、最も普及しているタイプのトイレです。
メリット
最大のメリットは、万が一ウォシュレットが故障しても、便座部分だけを交換できる点です。
将来的に「もっと高機能なウォシュレットにしたい」といったアップグレードも容易で、メンテナンスコストを抑えることができます。
また、各パーツを自由に組み合わせられるため、機能を絞って費用を抑えるなど、予算に応じた選択肢が広いのも魅力です。
デメリット
パーツが分かれているため、一体型やタンクレストイレに比べると凹凸や隙間が多く、掃除に少し手間がかかる点が挙げられます。
しかし、近年のモデルはフチなし形状が主流になり、便器の掃除しやすさは格段に向上しています。
価格帯
リフォーム費用(工事費込み)の目安は 12万円~25万円 程度です。
②一体型トイレ|デザインと清掃性の両立

便器・タンク・便座が一体となっているトイレです。
組み合わせトイレとタンクレストイレの中間的な位置づけと言えます。
メリット
タンクと便器の継ぎ目がない流線形のデザインが特徴で、凹凸が少ないためホコリが溜まりにくく、拭き掃除が非常にラクです。
デザインもスッキリしており、手洗いボウルが広く深く設計されているモデルも多く、水の飛び跳ねが少ないなど使い勝手にも優れています。
デメリット
便座部分が故障した場合でも、部分的な交換ができません。
修理で直らない場合はトイレ全体を交換する必要があり、費用が高くなる可能性があります。
価格帯
リフォーム費用(工事費込み)の目安は 18万円~35万円 程度です。
③タンクレストイレ|コンパクトで先進的

その名の通り、水を溜めるタンクがないトイレです。
水道管から直接水を流す「水道直結式」で、各メーカーの最上位モデルがこのタイプに多くラインナップされています。
メリット
タンクがない分、非常にコンパクトで見た目もスタイリッシュ。
トイレ空間に圧迫感がなくなり、広く見せることができます。
凹凸がほとんどないため清掃性も抜群です。
また、連続で水を流せるため、家族が続けて使う朝の時間帯なども快適です。
デメリット
タンクがないため、トイレ本体に手洗い器を付けることができません。
そのため、近くに手洗い器を別途設置する必要があります。
また、ウォシュレットが故障した際も部分交換はできず、修理または本体交換となります。
かつては「水圧の低い2階やマンションには設置できない」と言われていましたが、現在は低水圧対応モデル(ブースター機能付き)が登場し、設置できるケースが増えています。
価格帯
リフォーム費用(工事費込み)の目安は 22万円~45万円 程度です。
④システムトイレ|収納力とデザイン性をプラス

便器本体に、手洗器や収納キャビネットを組み合わせたパッケージ製品です。
タンクありのトイレでも、キャビネットでタンクを隠すことでタンクレストイレのようなスッキリとした見た目を実現できます。
メリット
給排水管や電源コード、掃除道具などをすべてキャビネット内に隠せるため、生活感がなくなり、ホテルのような洗練された空間を演出できます。
トイレットペーパーや洗剤のストックもたっぷり収納できるため、トイレ内が散らかりません。
既存の給排水管を利用して手洗器を設置できるため、大掛かりな配管工事が不要な点も魅力です。
デメリット
手洗器や収納キャビネットを設置するためのスペースが必要で、極端に狭いトイレには設置できない場合があります。
また、他のタイプに比べて部材が多く、設置に手間がかかるため費用は高くなる傾向にあります。
価格帯
リフォーム費用(工事費込み)の目安は 28万円~60万円以上 となります。
人気3大メーカー(TOTO・LIXIL・パナソニック)の特徴を徹底比較!
どのタイプのトイレにするか決まったら、次はメーカー選びです。
ここでは国内シェアトップ3のメーカーの強みをご紹介します。
TOTO:衛生へのこだわりと最先端技術
「ウォシュレット」の生みの親であり、衛生陶器のパイオニア。
水道水を電気分解して作る除菌水でノズルや便器を除菌する「きれい除菌水」や、汚れが付きにくい独自の陶器技術「セフィオンテクト」など、トイレを清潔に保つための最先端技術が満載です。
LIXIL:デザイン性と清掃技術の融合
デザイン性の高い製品が多く、インテリアにこだわる方から人気を集めています。
新品のツルツルが100年続くといわれる新素材「アクアセラミック」は、水アカや汚物の付着を防ぎ、簡単な掃除でキレイを維持できます。
パワフルな水流でしっかり洗い流す洗浄技術も魅力です。
パナソニック:独自の素材とアイデアで掃除をラクに
唯一、陶器ではない「有機ガラス系新素材」を採用した「アラウーノ」シリーズが主力。
陶器と比べて水アカが固着しにくく、市販の台所用中性洗剤で洗えるのが特徴です。
流すたびに2種類の泡で便器内を洗浄する「激落ちバブル」機能は、日々の掃除の手間を大きく減らしてくれます。
失敗しない!トイレリフォームのポイントと費用内訳
トイレリフォームを成功させるためには、いくつか押さえておきたいポイントがあります。
①費用内訳を理解しよう
トイレリフォームの費用は、大きく分けて「商品代」と「工事費」で構成されます。
商品代
便器本体、ウォシュレット、手洗器などの価格。
標準工事費
既存トイレの撤去・処分、新しいトイレの設置、給排水管の接続など。
追加工事費
床(クッションフロア)や壁(クロス)の張り替え、コンセントの増設、手すりの設置など。
見積もりを取る際は、どこまでの工事が含まれているのかをしっかり確認しましょう。
②内装も一緒にリフォームがおすすめ!
トイレ本体を交換する際は、床や壁紙も一緒にリフォームするのがおすすめです。
古いトイレを外すと、隠れていた部分に設置跡や汚れが残っていることがほとんどです。
内装も一新することで、まるで新築のような清潔で美しい空間に生まれ変わります。
セットで工事を依頼する方が、別々に行うよりも費用を抑えられる場合が多いです。
知っておきたい!トイレの最新便利機能
最近のトイレには、快適性や清掃性を高める様々な機能が搭載されています。
節水機能
古いトイレ(大13L)に比べ、最新のトイレは約4L前後と、約70%も節水できます。
毎日使うものだからこそ、水道代に大きく影響します。
フチなし形状&リフトアップ
便器のフチ裏の返しをなくし、サッとひと拭きで掃除が完了。
また、ウォシュレット本体が持ち上がり、便器との隙間を簡単に掃除できる機能も人気です。
自動洗浄・自動開閉
センサーが人の動きを検知し、便座から立ち上がると自動で洗浄、近づくとフタが開閉します。
衛生的で、流し忘れの心配もありません。
泡洗浄・泡クッション
流すたびに泡で便器を洗浄したり、用を足す前に水面に泡のクッションを作ることで、男性の立ちション時の尿ハネを抑制したりする機能です。
脱臭・除菌機能
使用後に自動で強力な脱臭を行ったり、除菌イオンや除菌水でトイレ空間のニオイや菌を抑制したりします。
まとめ:あなたに最適なトイレを選ぼう
トイレの4つのタイプと、それぞれの特徴、最新機能についてご紹介しました。
・コストとメンテナンス性を重視するなら「組み合わせトイレ」
・デザインと掃除のしやすさのバランスを求めるなら「一体型トイレ」
・空間を広く見せたい、デザイン性を最優先するなら「タンクレストイレ」
・収納力と統一感のある空間を作りたいなら「システムトイレ」
これらの特徴と、各メーカーの強みを比較し、ご自身のライフスタイルや予算に合ったトイレを選ぶことが、満足のいくリフォームへの第一歩です。
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