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スタッフブログ

【2025年最新版】床のきしみや沈みが気になる方へ フローリングの上張り工事をご紹介します

原田 茉那

原田 茉那

築30年以上経っているお家の方から「フローリングが傷だらけ」「床が沈む」などよく耳にします。
フローリングの傷や沈みは、床の張替えをしないといけないのか、どうメンテナンスをしたらいいか分からないと言う方は多いと思います。
今回は床の張替えをせず、既存の床の上に上張りする施工方法についてご紹介いたします。

 

フローリングの上張り?張り替え?
床のきしみ・沈みの原因と最適なリフォーム方法を徹底解説【2025年版】

皆さんこんにちは!

今回は、床のきしみや沈み、傷や汚れが気になっている方へ、フローリングリフォームの最適な方法についてご紹介します。

家に住んでいれば、フローリングの上を歩かない日はありません。
それくらい毎日使われるため、経年劣化は避けられません。
築15年~20年ほど経つと、気になる症状が出てくることも多いのではないでしょうか。

その床鳴り、大丈夫?床のきしみ・沈みが起こる原因

「ギシギシ」「ミシミシ」といった床のきしみや、歩くとグッと沈み込むようなフカフカ感。
これらの主な原因は、フローリング材である木材が、室内の湿気を吸ったり吐いたりして伸縮することにあります。

①床がきしむ

床のきしみのイメージ

湿気によってフローリング材一枚一枚がわずかに変形し、床材同士がこすれ合うことで「きしみ音」が発生します。
特に季節の変わり目などに起こりやすい症状です。

②床が沈む

床が沈むイメージ

床が沈む場合、フローリング材そのものの劣化に加え、床を支える下地材が湿気で傷んでいる可能性があります。
特に、一部分だけがブカブカと浮いているように沈む場合は、下地の腐食やシロアリ被害といった深刻な問題が隠れているケースもあり、注意が必要です。

フローリングリフォームの2大工法「上張り」と「張り替え」とは?

フローリングのリフォームには、大きく分けて「上張り(重ね張り)」と「張り替え」の2つの方法があります。
それぞれの特徴を理解することが、最適なリフォームを選ぶ第一歩です。

フローリングの上張り工事の様子

  • 上張り(重ね張り)工法:既存のフローリングを剥がさず、その上から新しいフローリング材を重ねて貼る方法です。
  • 張り替え工法:既存のフローリングをすべて剥がしてから、新しいフローリング材を貼る方法です。

【徹底比較】上張り vs 張り替え メリット・デメリットと費用相場

どちらの工法にもメリット・デメリットがあります。
ご自宅の状況とご予算に合わせて比較検討してみましょう。

  上張り(重ね張り) 張り替え
工法の概要 今の床の上に新しい床を貼る 今の床を剥がして新しい床を貼る
費用(6畳) 約8万円~15万円 約12万円~25万円
工期 1日~2日 2日~4日
メリット 安い・早い・ゴミが少ない・防音性UP 下地の補修が可能・床の高さが変わらない・根本解決
デメリット 床が高くなる・段差ができる・下地の問題は未解決 高い・工期が長い・騒音やホコリが出る

我が家はどっち?最適な工法の選び方チェックリスト

「結局、うちの場合はどっちを選べばいいの?」と迷う方のために、簡単なチェックリストをご用意しました。

最適な工法診断チェック

  • 床の沈みがひどい、フカフカする場所がある
    「張り替え」がおすすめです。下地の状態を確認し、根本から問題を解決しましょう。
  • 築20年以上で、一度も床のリフォームをしていない
    「張り替え」を推奨します。見えない下地が傷んでいる可能性が高いため、一度リセットするのが安心です。
  • とにかく費用と工期を抑えたい(床の沈みは軽微)
    「上張り」が最適です。手軽に床をきれいにできます。
  • 他の部屋との段差を作りたくない(バリアフリーにしたい)
    「張り替え」が必要です。上張りをすると必ず段差ができてしまいます。

上張りリフォームの注意点と段差対策

手軽な上張り工法ですが、既存の床の上に重ねるため、床が少し高くなる(約12mm~15mm)点に注意が必要です。
これにより、以下のような問題が起こることがあります。

  • ドアが開かなくなる:床が高くなった分、ドアの下部が床にぶつかってしまいます。この場合、ドアの下を数ミリ削る調整が必要です。
  • 敷居との段差ができる:隣の部屋との境目にある敷居との間に段差が生まれます。これには、スロープ状の「見切り材」を設置して、つまずきにくいように対策します。
  • 収納の扉(クローゼットなど)に干渉する:ドアと同様に、床面ギリギリに設置されている収納扉が開かなくなることがあります。

最近では、厚さが1.5mm~6mmと非常に薄い「上張り専用フローリング材」も各メーカーから発売されています。
こうしたものを選べば、高さを上げる影響を最小限に抑えることが可能です。

まとめ

今回は、フローリングの「上張り」と「張り替え」についてご紹介しました。
床の傷や汚れが気になるだけであれば手軽な「上張り」、床の沈みやフカフカ感が気になるなら根本解決ができる「張り替え」が基本の選び方です。

床の状態は、見た目だけでは判断が難しい場合も少なくありません。
「うちの床は大丈夫かな?」と少しでも不安に感じたら、まずはプロに床下の状態を診断してもらうことが、安心で最適なリフォームへの第一歩です。

床のお悩み、お気軽にご相談ください

「うちの床は上張りできる?」
「張り替えだといくらかかる?」
など、内装工事に関するお悩みやご相談は、ぜひミヤケンリフォームまでお寄せください。
経験豊富なスタッフが、お客様のご自宅に最適なプランをご提案いたします。

また、ミヤケンリフォーム館では実際の床材の展示も行っていますので、ぜひ遊びに来てください!

お電話でのお問い合わせもお気軽に

0120-05-3838

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