今回は水廻りリフォームを3点セット以上行うとお得に工事ができるをご紹介します。

■なぜまとめて工事をするとお得なのか？

ほとんどのリフォーム会社の3点セットや4点セットは、
それぞれの水回り設備を単独で行うよりも安い値段になっていますが、その理由は主に2つ挙げられます。

①複数の設備工事を続けて行う事で費用が軽減できる

水回り設備のリフォームには運搬費用や養生費用、産廃処分費用、現場管理費や人件費など、共通する工事がいくつかあります。
まとめて工事を行えば水廻りリフォームを3.4箇所同時に行えますので、工事費用を一回分にまとめることができます。

②メーカーの卸値が安い

リフォーム会社は、メーカーから商品を仕入れる際、値引きされた金額で商品を購入します。
この値引きされた金額を「卸値（おろしね）」と呼びます。

卸値は通常、商品の定価から約6～8割引の金額が相場ですが、
事業提携して間もないメーカーや、商社を通さなければ仕入れができないメーカーなどは、卸値も安くなりません。

しかし事業提携後、一定の売上が見込めるとしてメーカーから信用を得たリフォーム会社であれば、パック商品の仕入れを打診されるようになります。このパック商品が、水回り3点セットや4点セットになります。

メーカーにとっては、より多くの人に自社商品を知ってもらうための販促ツールとして、リフォーム会社にとっては新規顧客の獲得や新サービスとして、セット商品は有効な手段となっています。

■水廻りリフォームの価格相場は？

水廻りまとめリフォーム工事をした場合の費用は、商品価格と工事費用を合算したものです。
工事費込の水廻りリフォームを単体で行った場合、

・浴室交換工事：60万円～
・キッチン工事：60万円～
・トイレ交換工事：10万円～
・洗面台交換工事：10万円～

以上になります。
これを最低金額で計算するとなると合計で140万円程です。

ではまとめてリフォームを行った場合の費用を計算してみましょう！
キッチン、お風呂、洗面化粧台で計算するとなると、80万円～150万円程です。
先述の通り、ここまでの差があるのは工事費がお得という部分です。
工事費の内訳は

・商品の本体価格
・既存水回り設備の撤去費用
・新しい水回り設備の設置費用
・給排水配管接続費用
・換気ダクト接続工事費用
・電気配線工事費用
・諸経費
などです。
本来1つの工事ごとに発生する費用が、まとめて行うことで一括して工事をすることが出来るのです。
リフォーム会社によって、追加費用となるかどうかの線引きは異なりますので、
見積もりの段階で必ずすべての工事内容を確認しておきましょう。

■まとめ

ここまで説明してきた水回りリフォームは、あくまで一例となっています。
費用・工事方法はお家の状態、そしてリフォーム会社によって大きく異なることがあります。
そのとき大事なのが、複数社に見積もり依頼して必ず「比較検討」をするということ！

この記事で大体の予想がついた方は次のステップへ行きましょう！

「調べてみたもののどの会社が本当に信頼できるか分からない…」

「複数社に何回も同じ説明をするのが面倒くさい…。」

そんな方は、一度ミヤケンまでご相談ください。
現場調査からお見積り作成まで全て無料で行っております。