メニューを開く

メガメニュー を開く

メガメニュー を閉じる

スタッフブログ

【2025年最新版】水回りに使うならどっち?フロアタイルとクッションフロアを徹底比較

赤石 裕佳

赤石 裕佳

キッチンや洗面所、トイレといった水回りの床は、水濡れや汚れに強く、お手入れが簡単な床材を選びたいですよね。
その代表格が「フロアタイル」と「クッションフロア」。
どちらも塩化ビニールを原料とした人気の床材ですが、いざ選ぶとなると「一体どっちが良いの?」と迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、フロアタイルとクッションフロアのメリット・デメリットから、気になる費用、場所ごとのおすすめまで、プロの目線で徹底的に比較・解説します。

この記事を読めば、きっとあなたのご家庭にぴったりの床材が見つかります!

1. フロアタイルとクッションフロアの7つの違いを徹底比較!

まずは、両者の特徴を項目ごとに比べてみましょう。
どちらがご自身の希望に合っているか、チェックしてみてください。

【質感・デザイン】

フロアタイル: ◎ 本物の木や石のようなリアルな凹凸があり、高級感があります。

クッションフロア: 〇 デザインは豊富ですが、質感のリアルさではフロアタイルに劣ります。

【耐久性(傷・へこみ)】

フロアタイル: ◎ 表面が硬いため、家具の跡や物の落下による傷に非常に強いです。

クッションフロア: △ 柔らかいため、重い家具の跡が残りやすく、鋭利な物を落とすと傷が付きやすいです。

【クッション性(足腰への優しさ)】

フロアタイル: × 硬いため、クッション性はほとんどありません。

クッションフロア: ◎ 柔らかく、衝撃を吸収するため足腰に優しく、転倒時も安心です。

【耐水性】

フロアタイル: 〇 素材自体は水に強いですが、タイルの継ぎ目(目地)から水が染み込む可能性があります。

クッションフロア: ◎ 1枚のシートで敷くため継ぎ目がほとんどなく、水が染み込む心配がありません。

【費用(6畳あたり)】

フロアタイル: やや高価(約5万円~9万円)

クッションフロア: 安価(約3万円~6万円)

【部分的な補修】

フロアタイル: 〇 傷ついた部分のタイルだけを交換できます。

クッションフロア: × 原則として、全体を張り替える必要があります。

【形状と施工】

フロアタイル: 硬いタイル状のものを、1枚ずつ床に貼り付けます。

クッションフロア: 柔らかいシート状のものを、部屋の形に合わせて1枚で敷き詰めます。

2. フロアタイルとは?メリット・デメリットを解説

 

フロアタイルは、塩化ビニール素材を硬いタイル状に成形した床材です。

▼メリット

高い耐久性と傷つきにくさ
表面が硬くコーティングされているため、傷や摩耗に非常に強いのが最大の特長です。
テーブルや椅子を引きずったり、重い家具を置いたりしてもへこみにくいため、土足で使われる店舗の床などにも採用されています。

本物のようなリアルな質感と高級感
最新のフロアタイルは印刷技術が非常に高く、本物の木材や石材と見間違うほどリアルです。
表面には凹凸(エンボス)加工が施され、木目や石の質感を忠実に再現。
比較的安価に、高級感のある空間を演出できます。

部分的な補修が可能
もし傷や汚れがついてしまっても、その部分のタイルだけを剥がして新しいものに張り替えられるため、メンテナンスが容易です。

▼デメリット

クッション性がなく硬い
石やタイルと同様に表面が硬いため、クッション性はほとんどありません。
物を落とした際に割れやすかったり、長時間立ち仕事をする場合は足が疲れやすかったりすることがあります。

目地(継ぎ目)から水が浸入するリスク
一枚一枚貼っていくため、タイルとタイルの間に継ぎ目(目地)ができます。
素材自体は耐水性がありますが、目地から水が染み込むと、床材の剥がれや下地の劣化に繋がる可能性があるため、濡れたら早めに拭き取ることが大切です。

3. クッションフロアとは?メリット・デメリットを解説

クッションフロアは、塩化ビニール素材を発泡させて作られた、クッション性のあるシート状の床材です。

▼メリット

足腰に優しいクッション性
名前の通り、スポンジのような柔らかさとクッション性があるのが最大の特長です。
足腰への負担が少なく、万が一転倒した際の衝撃も和らげてくれます。
また、スリッパの足音などが階下に響きにくいという防音効果も期待できます。

継ぎ目が少なく水に強い
1枚の大きなシートで施工するため、フロアタイルのような目地がほとんどありません。
そのため、水が下地に染み込む心配が少なく、水回りの床材として非常に高い耐水性を誇ります。

費用が安く、施工も比較的容易
フロアタイルに比べて材料費・工事費ともに安価なため、リフォーム費用を抑えたい場合に最適です。
気軽に床の模様替えを楽しめるのも魅力です。

▼デメリット

傷やへこみが付きやすい
柔らかい素材のため、鋭利なものを落としたり、家具を引きずったりすると傷や破れが生じやすいです。
また、重い家具や冷蔵庫などを長期間置くと、その跡がくっきりと残ってしまいます。

安価なものはチープに見えやすい
デザインは豊富ですが、安価なものだと印刷が平面的で、ビニール特有のテカりがあり、安っぽく見えてしまうことがあります。
質感を重視する場合は、厚みがあり、表面の加工がしっかりした製品を選ぶのがおすすめです。

4. 施工費用の相場を比較!結局どっちが安いの?


リフォームで最も気になるのが費用ですよね。
一般的な水回り(6畳程度の広さ)を想定した、工事費込みの費用相場は以下の通りです。

▼クッションフロアの場合

重ね張り(既存の床の上から貼る):約3万円 ~ 5万円

張り替え(既存の床を剥がして貼る):約4万円 ~ 6万円

▼フロアタイルの場合

重ね張り:約5万円 ~ 8万円

張り替え:約6万円 ~ 9万円

結論として、費用を安く抑えられるのはクッションフロアです。
ただし、これはあくまで目安。
選ぶ商品のグレードや、下地の状態によって費用は変動しますので、必ず事前に見積もりを取りましょう。

そのリフォーム、
総額はいくらになる?

専門スタッフがご自宅までお伺いし、その場ですぐに無料でお見積もり!
しつこい営業は一切ありませんので、お気軽にご利用ください。

💬 気軽に無料見積もりを相談する

5. 【場所別】キッチン・洗面所・トイレにおすすめなのはどっち?

最後に、水回りの場所ごとに、どちらの床材がより適しているかをご紹介します。

▼キッチンにおすすめなのは? → 「フロアタイル」

キッチンでは、調理器具を落としたり、調味料の瓶を倒したり、椅子を引いたりする場面が多くあります。
そのため、傷やへこみに強いフロアタイルがおすすめです。
油汚れなどもサッと拭き取れ、掃除も簡単。
リアルな木目調や石目調を選べば、LDK全体のインテリア性も格段にアップします。

▼洗面所・脱衣所におすすめなのは? → 「クッションフロア」

お風呂上がりに裸足で歩くことが多い洗面所。
水が広範囲に飛び散る可能性もあるため、継ぎ目がなく防水性が完璧で、足触りもヒヤッとしないクッションフロアが最適です。
柔らかいので、化粧品の瓶などを落としても割れにくいというメリットもあります。

▼トイレにおすすめなのは? → 用途に合わせてどちらもOK!

コストと清掃性重視なら「クッションフロア」
トイレは面積が狭いため、安価なクッションフロアなら費用をかなり抑えられます。
継ぎ目がないので、アンモニアなどが染み込みにくく、掃除が非常にラクです。

デザイン性と高級感重視なら「フロアタイル」
お客様も使う可能性があるトイレは、デザインにこだわりたい場所でもあります。
高級感のある石目調などのフロアタイルを選べば、ホテルのような上質な空間を演出できます。

まとめ

フロアタイルとクッションフロア、それぞれの特徴をご紹介しました。
どちらが良い・悪いということではなく、あなたが床材に「何を一番求めるか」で最適な選択は変わります。

デザインのリアルさ・高級感・耐久性を重視するなら
フロアタイル

コストの安さ・足腰への優しさ・防水性を重視するなら
クッションフロア

この基準を元に、ご家族のライフスタイルやリフォームしたい場所の用途に合わせて、優先順位を決めて選ぶことが、後悔しない床材選びの最大のポイントです。

▼キッチンについてご相談したい方はコチラ▼

無料相談はコチラ

※来店予約は24時間受付しております。
※営業時間は9:00~18:00です。

▼ミヤケンリフォーム館▼
〒371-0013 群馬県前橋市西片貝町4丁目22−3

ページ先頭へ戻る