リフォームで相見積もりは取るべき?見積もりを依頼するポイント・注意点を解説
赤石 裕佳
リフォームは、その内容によって高額な費用がかかってしまうため、予算内に収まるかしっかり金額を把握しておくことが大切です。
しかし、どの程度の金額が適正か判断することは難しいですよね。そんな時は、一つの業者にお見積もりを依頼するのではなく、複数の業者に相見積もりを依頼することがオススメです。
相見積もりとは何か、なぜ必要なのかよくわかっていない方もいるでしょう。
今回は、リフォームでの相見積もりの必要性や依頼する時のポイント・注意点について解説させていただきます。
リフォームの相見積もりとは?なぜ必要?
相見積もりとは、複数の業者から見積もりを取ることを言います。
リフォームはプランによって費用が異なり、また依頼する業者によっても変わってきます。
具体的に定められた金額がないので、提示された見積もり料金が適正価格かどうか判断するのは非常に難しいです。
価格の適性を判断するためにやっておきたいのが、複数の業者の見積もりを比較することです。
複数の業者が提示する金額からおおよその相場が把握できるため、不当に高い費用になっていないか判断しやすくなります。
また、内訳を比較することで、不必要な工事や費用がないかどうかも判断することが可能です。
業者ごとにリフォーム費用が変わってくるからこそ、見積書を比較することは依頼する業者を選ぶ上でも重要なポイントとなります。
リフォームの相見積もりを取る方法
相見積もりでは複数のリフォーム業者に見積もりを依頼することになるので、その流れを知っておく必要があります。
ここで、見積もりを取る流れを見ていきましょう。
リフォーム業者に問い合わせる
依頼を検討しているリフォーム業者が見つかったら、その業者に問い合わせます。
問い合わせ方法は業者ごとに異なりますが、電話・メール・ホームページの見積もりフォームなどが一般的です。
電話は細かいニュアンスも伝えられることがメリットなので、具体的にどのような工事をしたいかをまとめておくことで、スムーズに打ち合わせを進めることができます。
メールは要望を言語化してわかりやすく伝えられますが、ヒアリング不足になりやすかったり、細かなやり取りが必要になったりするデメリットがあります。
見積もりフォームは、ヒアリング項目から内容を選択でき、気軽に問い合わせができるのがメリットです。
また、弊社では公式ラインからもお問い合わせが可能です。あまり電話はしたくない、写真を送って確認してもらいたい、などのご要望がある方にはオススメのツールです。
このように、それぞれの問い合わせ方法にメリット・デメリットがあるので、その点を理解した上で、自分に向いている方法でお問合せしましょう。
リフォーム内容や予算などを相談する
問い合わせ後、細かいリフォーム内容や予算などのヒアリングが行われます。
その際、イメージや要望が曖昧な状態だと、業者は正確な見積もりを出すことができません。
ですので、リフォームしたい箇所、現状困っていること、リフォーム後のイメージをまとめておくことが大切です。
概算のお見積もりを提示してもらう
お問い合わせしたあとには、おおよその金額でお見積もりを提示されることもあります。
この場で提示される金額は、現時点で想定される見積もりですが、大まかな費用を把握することが可能です。
ただし、リフォーム内容によっては、現地調査をしないとお見積もりを提示できないケースもあるので注意してください。
現地調査を行う
続いて、正確な見積もりを出すために、業者が現地調査を行います。
リフォームする箇所の状態を確認することで、必要な工事やかかる費用が明確に
ただし、この段階でも100%正確な見積もりを提示できるわけではなく、解体後に追加工事が発覚し、その分の費用が発生するケースも少なくありません。
そのため、追加費用が発生する可能性や、その際にかかる費用について確認するようにしましょう。
お見積もりの提示
正確なお見積もりの提示については、現場調査から1週間程度お時間をいただき、ご案内となります。
家全体など大規模なリフォーム工事では、見積もりが提示されるまで1ヶ月近くになることもあります。
価格交渉や不要な項目の削除などの希望があれば、この段階でお伝えいただくと良いでしょう。
リフォームの相見積もりを取る時のポイント
リフォームの相見積もりを依頼するにあたって、いくつかポイントがあるのでご紹介します。
2~5社に絞り込んで依頼する
相見積もりを依頼するリフォーム業者は、少なくて2社、多くて5社が目安です。
上記で述べたとおり、リフォームのお見積もり依頼では問い合わせやヒアリング、現地調査などがあり、提示されるまで時間がかかります。
徹底的に比較したいからと言って手あたり次第にお見積もりを依頼すると、比較までに時間がかかったり、情報が多すぎて逆に混乱したりする可能性があります。
そのため、サービスやサポート内容などを確認した上で良いと思った業者を2~5社に絞り込んで依頼するのがオススメです。
リフォーム条件や予算などを同じ内容で伝える
相見積もりをするためには、リフォーム条件や予算などの要望と統一させることが重要です。
業者ごとにバラバラな要望になると、お見積もり金額を正確に比較することができないので注意してください。
相見積もりを依頼する途中で気が変わっても、むやみにプラン内容を変更するのも避けましょう。
見積書は細かい内訳で提示してもらう
お見積書には、工事費用や材料費、施工費、諸経費が記載されています。
これらの費用は、様々な費用項目で成り立っています。
不必要な費用が含まれていないか確認するためにも、できるだけ内訳を細かく提示してもらうように依頼しましょう。
内訳が工事一式として金額が記載されている場合、他の業者のお見積書と比較が難しい上に、どれだけ専門性のある業者なのか判断しづらくなるので注意してください。
業者と直接会話をする
お見積もりを依頼する際は、できるだけリフォーム業者と直接話をするのがおすすめです。
直接の対話を通じて、担当者の相性や対応を把握することができます。
金額だけではなく、技術面やサービス面でも満足できる業者かどうかを比較することも、後悔の無いリフォームを行うために重要なポイントです。
リフォームの相見積もりを取る時の注意点
最後にリフォームの相見積もりを依頼する際に注意したいことをご紹介します。
他社でお見積もりを取っていることを隠さない
相見積もりを依頼する時は、他社からも見積もりを取っていることを伝えてください。
最終的に複数の業者から1社を選び、他の業者は断らなければならなくなるので、あらかじめ伝えておくことがマナーとなります。
他社の見積書を見せない
価格交渉などをする際に他社の見積書を見せるのもタブーです。
他社の見積書を見せる行為は、ライバルにノウハウなどの情報を流出することになり、業者からの信頼を損ねてしまいます。
また、お見積書を見せられた業者も「うちのお見積書も他社に見られるかも」と不安になり、適切な対応をしてもらえなくなる可能性があるので注意してください。
値引き交渉を繰り返さない
リフォーム会社によってはお見積もりの提示後に値引き交渉に対応していますが、繰り返し交渉するのは避けてください。
適正な工事をするためには、それなりの費用が必要です。
値引き交渉を何度も繰り返した結果、費用と工事の品質のバランスが悪くなると、交渉に応じてもらえない可能性があります。
また、安さに追求したことで工事や資材の品質が下がれば、リフォーム後に不具合が多発する可能性があるので注意しましょう。
まとめ
できるだけ費用を抑えてリフォームがしたい、信頼できる業者に依頼したいのであれば、相見積もりを取るようにしましょう。
お見積書を比較することで、料金の妥当性やリフォームに関する専門性がわかり、安心して依頼できる業者かどうか判断しやすくなります。
相見積もりにはポイントや注意点があるので、この記事を参考に満足のいくリフォームを実現させてください!
ミヤケンは現場調査からお見積もりご提出まで完全無楼でご案内しております!
もちろん相見積もりも可能ですので、是非お気軽にお問い合わせください!
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