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【2025年最新版】在来式のお風呂とユニットバスの違い、メリット・デメリット

【2025年最新版】在来式のお風呂とユニットバスの違い、メリット・デメリット

お風呂は、一日の仕事や家事の疲れを洗い流し、心と体を癒してくれる大切な場所です。
お子様と今日の出来事を語り合うコミュニケーションの場であったり、自分だけの時間を過ごせるリラックス空間であったりもします。

そんな大切なお風呂には、大きく分けて【在来式(ざいらいしき)のお風呂】と【ユニットバス】の2つのタイプがあります。言葉は聞いたことがあっても、それぞれの違いや特徴を詳しくご存じない方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、在来式のお風呂とユニットバス、それぞれのメリット・デメリットから、気になる費用相場、後悔しない選び方のポイントまで、2025年の最新情報をもとに詳しく解説します。

在来式のお風呂のメリット・デメリット

在来式のお風呂とは?

タイル張りの在来式お風呂

在来式のお風呂とは、防水加工を施した空間に、床や壁にタイルを貼るなどして現場で一つひとつ作り上げていくオーダーメイドの浴室のことです。
「在来工法」とも呼ばれます。 古くから日本で行われているお風呂の建築方法で、ひと昔前の一戸建ては在来工法の浴室が主流でした。
またマンションでも、築30年以上経過した物件などでは在来工法の浴室がよく見られます。

在来式のお風呂のメリット

在来式のお風呂は、完全オーダーメイドである点が最大の魅力です。
浴槽の素材を美しい光沢の大理石や温かみのあるヒノキにしたり、壁一面をお気に入りのデザインタイルで彩ったり、開放的な大きな窓を設置したりと、デザインは自由自在。
まるで高級ホテルのバスルームや温泉旅館のような、こだわりの空間を実現できます。

また、ミリ単位での設計が可能なため、手すりの位置や出入り口の段差解消など、ご家族の状況に合わせた細やかなバリアフリー対応も得意とするところです。
浴室の広さや特殊な形状にも柔軟に対応できるのが、在来工法の大きなメリットと言えるでしょう。

在来式のお風呂のデメリット

自由度が高い反面、ユニットバスに比べて防水性や保温性が経年により低下しやすい点がデメリットとして挙げられます。
そのため、施工には高い技術力を持つ職人の手が必要不可欠です。

防水処理などを丁寧に行う必要があり、工期が長くなる傾向にあります。
それに伴い、材料費だけでなく人件費もかさむため、費用は高額になりがちです。
また、年月が経つとタイルのひび割れや目地(コーキング)の劣化などが起こりやすいため、水漏れを防ぐためにも定期的なメンテナンスが重要になります。

ユニットバスのメリット・デメリット

ユニットバスとは?

モダンなユニットバス
ユニットバス(システムバス)とは、浴槽、壁、床、天井などの各パーツをあらかじめ工場で製造し、それらを現場で組み立てて設置するタイプの浴室です。
現在の新築住宅では、そのほとんどがユニットバスを採用しており、リフォームの主流にもなっています。

ユニットバスのメリット

各パーツが一体化しているため、継ぎ目が少なく、高い防水性を誇ります。
家という箱の中に、浴室というもう一つの箱をはめ込む二重構造になるため、水漏れのリスクを大幅に低減できます。

また、工場で組み立てて現場で設置するため、品質が安定しており、施工もスピーディー。
在来浴室からユニットバスへのリフォームでも3日~5日程度、ユニットバス同士の交換なら最短1日~2日で完了する手軽さも魅力です。
工期が短い分、人件費も抑えられます。

そして何より、2025年現在のユニットバスは機能性とデザイン性が飛躍的に向上しています。
一昔前の「ビジネスホテルのような」画一的なイメージはもはや過去のもの。
まるで本物の石や木のような高級感のある壁パネル、節水しながらも心地よいシャワー、肩湯や打たせ湯といったリラクゼーション機能、調光・調色できる照明システム、浴室スピーカーなど、多彩なオプションから選べます。

さらに、壁・床・天井・浴槽のすべてに断熱材が組み込まれているモデルが多く、冬場でも暖かく快適なバスタイムを実現。
汚れがつきにくく乾きやすい床材や、髪の毛がまとまりやすい排水口など、各メーカーが掃除のしやすさにも力を入れており、毎日のお手入れが格段に楽になる点も大きなメリットです。

ユニットバスのデメリット

規格化された製品であるため、デザインやレイアウトの自由度には限界があります。
メーカーが用意したサイズや形状、デザインの中から選ぶことになるため、設置スペースが特殊な形(三角形や極端に狭いなど)をしている場合や、天井が低い、梁があるといったケースでは、設置が難しかったり、大掛かりな追加工事が必要になったりすることがあります。
窓の位置や大きさを自由に変更することも難しく、既存の窓に合わせるための追加費用が発生する場合もあります。

在来浴室とユニットバスのリフォーム費用比較


リフォームを検討する上で最も気になるのが費用です。
ここでは、工事内容別の費用相場と、2025年現在活用できる可能性のある補助金について解説します。

在来浴室からユニットバスへのリフォーム費用相場

最も一般的なリフォームです。
タイルの解体、コンクリートでの土台作り、配管工事などが必要になるため、費用は80万円~150万円程度が相場となります。
土台の腐食やシロアリ被害などが見つかった場合は、追加の補修費用がかかることもあります。

ユニットバスからユニットバスへのリフォーム費用相場

既存のユニットバスを解体し、新しいものに入れ替える工事です。
比較的工事が簡単なため、費用は60万円~120万円程度が目安。
選ぶユニットバスのグレードによって価格は大きく変動します。

在来浴室のままリフォームする費用相場

壁のタイルを張り替えたり、浴槽を交換したりするリフォームです。
工事の範囲によりますが、50万円~200万円以上と費用に幅があります。
防水工事からやり直すなど、全体的に手を入れる場合はユニットバスへ交換するより高額になるケースも少なくありません。

2025年最新!活用できる補助金制度

浴室リフォームでは、国や自治体の補助金制度を利用できる場合があります。
例えば、断熱性の高いユニットバスへの交換や、手すりの設置、段差解消といったバリアフリー工事は補助金の対象となりやすいです。
国が実施する省エネリフォーム支援事業(「子育てエコホーム支援事業」の後継事業など)や、介護保険の住宅改修費助成などを確認してみましょう。
利用できる制度は自治体や時期によって異なるため、リフォーム業者に相談してみるのがおすすめです。

後悔しない!お風呂選びの3つのチェックポイント


デザインや価格だけでなく、ご自身のライフスタイルに合ったお風呂を選ぶことが満足度を高めるカギとなります。

1. 家族構成とライフスタイルで考える

誰が、どのように使うお風呂なのかを具体的にイメージしましょう。

子育て世帯: 滑りにくく、水はけの良い床材は必須。浴槽と洗い場でのコミュニケーションがとりやすい広さも大切です。

共働き世帯: 掃除のしやすさが最優先。自動洗浄機能や、汚れがつきにくい素材を選ぶと家事の負担が軽減されます。

シニア世帯: 安全性が第一。手すりの設置、またぎやすい浴槽の高さ、ヒートショック対策の浴室暖房乾燥機などを検討しましょう。

2. 「掃除のしやすさ」は絶対にチェック

毎日使う場所だからこそ、お手入れのしやすさは重要です。
近年は各メーカーが独自の技術で清掃性を高めています。

床: 溝が浅く、乾きやすい素材(TOTO「ほっカラリ床」、LIXIL「キレイサーモフロア」など)

排水口: 髪の毛やゴミがまとまり、捨てやすい構造

浴槽・壁: 水垢やカビがつきにくい素材やコーティング

自動洗浄機能: ボタン一つで浴槽を洗浄してくれる機能(TOTO「おそうじ浴槽」など)

これらの機能を比較検討するだけでも、リフォーム後の快適さは大きく変わります。

3. ショールームで実物を確認する

カタログやウェブサイトだけでは、浴槽の広さや深さ、素材の質感、色味などを正確に把握するのは難しいものです。
ぜひ一度、メーカーのショールームに足を運び、実際に浴槽に入ってみたり、床の感触を確かめたりしてみてください。
広さの感覚や使い勝手をリアルに体感することで、失敗のリスクを減らすことができます。
その際は、信頼できるリフォーム業者に同行してもらうと、専門的なアドバイスがもらえてさらに安心です。

在来式のお風呂とユニットバス、結局どちらが良いの?

在来式のお風呂とユニットバスには、それぞれ異なるメリット・デメリットがあるので、一概にどちらが良いとは言い切れません。

在来式のお風呂は、時間やコストがかかっても、唯一無二のオリジナルな浴室を実現したいという、強いこだわりを持つ方におすすめです。
ヒノキの香りに包まれたい、海外のホテルのようなバスルームにしたい、といった夢を叶えることができます。

一方、ユニットバスは、デザイン性よりも機能性、防水性、保温性、そしてコストパフォーマンスを重視する方におすすめです。
掃除の手間を減らしたい、工期を短くしたい、暖かいお風呂で快適に過ごしたいといった、多くの方のニーズに応えることができます。

どちらのタイプにするか、またどのような機能が必要か、ご自身の希望や住まいの状況を整理し、優先順位をつけて検討することが大切です。
もし迷ったら、専門的な知識と豊富な経験を持つリフォーム業者に相談し、ご自宅の状況を見てもらった上で、最適なプランを提案してもらうのが良いでしょう。

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