タカラスタンダードの鋳物ホーロー浴槽のメリット・デメリットを徹底調査
水回りに強い素材であるホーローは、優れた性質と美しさを持つ素材として知られています。近年、ホーロー浴槽の人気が高まっており、リフォーム工事を検討している方も多いようです。
タカラスタンダードでもホーロー浴槽を扱っていますが、他の素材の浴槽との違いについてよくわからないという方も多いはずです。
そこで今回は、タカラスタンダードが展開する鋳物ホーロー浴槽や、ホーロー浴槽のメリット・デメリットについて詳しく解説していきます。
お風呂のリフォームを検討している方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。
タカラスタンダードのホーロー浴槽とは？
ホーロー浴槽とは、鉄やアルミニウムなどの金属の表面に二酸化ケイ素を主成分としたガラス質の釉薬を高温で焼きつけたホーロー素材の浴槽です。
ホーローは水や熱、臭いに強く、お風呂やキッチンといった水回りに適した素材であることから、浴槽をはじめ、保存容器や調理器具などにも用いられています。
今回ご紹介するホーロー浴槽には、「鋳物タイプ」と「鋼板タイプ」の2種類あります。使用されている金属の種類によって異なるため、用途に合わせて選ぶのがおすすめです。
タカラスタンダードが展開しているホーロー浴槽「プレデンシア」は鋳物タイプです。鋳物タイプは鋼板タイプの浴槽よりも重厚感があることから、高級ホテルの客室の多くに採用されています。
タカラスタンダードでは、「くつろぎラウンジ浴槽」「くつろぎラウンジ浴槽（ベンチ付）」「ワイド浴槽（ベンチ付）」「ラウンジ浴槽（小）」と4タイプの形状のホーロー浴槽が用意されています。
その中でも特に人気が高いのがくつろぎラウンジ浴槽です。業界トップクラスの1,435mmの大開口を誇り、足元はゆったり足を伸ばせるスクエア形状で設計されています。体を支える背もたれ部は110°に角度が設定されていることから、楽な姿勢で入浴できるようになっているのが特徴です。
タカラスタンダードのホーロー浴槽カラーはプレシャスホワイト・シルキーベージュ・ラスターブラックの3色展開で、エプロンカラーもホワイト・ベージュ・ブラックの3色展開となっています。カラーは浴槽とエプロンからそれぞれ1つずつ選ぶことが可能です。
鋳物ホーロー浴槽のメリットを徹底解説
人気が高まっているホーロー浴槽ですが、一体どのようなメリットがあるのでしょうか？ここでは、ホーロー浴槽のメリットについて詳しく解説していきます。
高い保温性
金属は熱伝導率が高く、浴槽自体が蓄熱する性質を兼ね備えていることから、高い保温性を誇っています。お湯と浴槽のダブルの温浴効果によって体の芯まで温まり、時間が経過しても温もりが続くようになるのが魅力的なポイントです。
そのため、追い焚きをする回数が多い家庭ではホーロー浴槽を選ぶことによって、電気代が節約できるようになります。
カビの発生を抑制する
肌が直接触れる浴槽は常に清潔な状態を保ちたいものです。水回りはカビが発生しやすく、トラブルを防ぐためにもこまめにお手入れをする必要があります。
しかし、ホーロー浴槽は表面がガラス質でコーティングされているため、表面に凹凸がなく、汚れや雑菌が付着しにくいのが特徴です。たとえ汚れが付着していたとしても簡単に落とせるので、お手入れの負担も軽減されます。
耐久性に優れている
基礎となる素材には金属が使用されているため、他の素材の浴槽よりも耐久性に優れています。衝撃に強く、浴槽本体が変形しにくいのもホーロー浴槽ならではの特徴です。
表面のガラスも耐久性に優れているため、キズや汚れも付きにくいです。
見た目の美しさ
圧倒的な美しさを誇っており、そのラグジュアリーな見た目から高級ホテルの客室などにも採用されるほどです。
タカラスタンダードでは、「宝石のように輝く美しさ」「マリンブルーの水面」といった表現をしています。ガラス質で覆われていることから、滑らかで光沢のある表面が特徴的で、他の素材にはない魅力があります。
上述した通り、耐久性に優れており、キズや汚れが付きにくいため、いつまでも新品のような輝きを保てるのが特徴です。設置するだけで浴室の雰囲気がワンランクアップします。
鋳物ホーロー浴槽のデメリットを徹底解説
一方、ホーロー浴槽にはどのようなデメリットがあるのでしょうか？メリットだけではなく、デメリットもしっかりと把握しておきましょう。
他の素材の浴槽よりも価格が高い
ホーロー浴槽は大量生産が難しいため、FRP浴槽や人工大理石、ステンレスなどと比較すると、価格が高めに設定されています。本体価格はもとより、施工費用なども高くなるのがデメリットとして挙げられる点です。
鋳物ホーロー浴槽は一つひとつが職人の手作りなので、購入価格は100万円～200万円ほどになると予想されます。
2階に設置できない
鋳物ホーロー浴槽は本体だけで100kg以上のものもあるため、戸建て住宅の2階に設置するのが難しいです。問題となるのは重量だけではなく、搬入に伴う人件費や工事費が高額になる恐れがあることです。
元々2階に他の素材の浴槽があり、それをホーロー浴槽に交換するのであれば床の補強が必要になります。また、2階に新たに設置する場合はホーロー以外の素材の浴槽でも補強が必要です。
経年劣化により塗り直しが必要になる
ホーロー浴槽に限らず、経年劣化によるキズや錆び、着色汚れなどは生じます。
しかし、ホーロー浴槽は内側に金属が使用されているため、万が一表面のガラスが割れた場合、水が浸入することで錆びの原因になる恐れもあります。金属部分がむき出しになった場合、表面の研磨やコンパウンドなどでは対応できません。
塗り直さなければいけないため、業者へ依頼する必要があります。
ホーロー浴槽のリフォームの費用は？
ここまで、タカラスタンダードのホーロー浴槽やメリット・デメリットについてご紹介しましたが、リフォーム工事をする際には一体いくらかかるのでしょうか？
「給湯器が古くなった」「浴槽が壊れた」など、リフォームを考える理由はそれぞれ異なりますが、浴槽には様々な種類があるため、どの素材を選ぼうか迷う方も多いはずです。
今回ご紹介したタカラスタンダードの鋳物ホーロー浴槽は、節約したい方やワンランク上の浴室にしたい方におすすめの製品です。人気も高まっており、他の素材の浴槽からホーロー浴槽に交換する方も増えています。
しかし、上述した通り、本体価格、施工費用が高めに設定されているため、購入する際は慎重に検討しましょう。ホーロー浴槽を採用する場合、本体価格とリフォーム費用を合わせると20万～150万円が目安となります。
浴槽の搬出入作業、下地、その他周辺の補修作業などに加え、床の補強工事が必要になる場合もあります。鋳物ホーロー浴槽は他の素材の浴槽よりもリフォーム費用が高額になるため、必ずリフォーム業者に見積もりを依頼してから検討しましょう。
まとめ
今回は、タカラスタンダードが展開する鋳物ホーロー浴槽についてご紹介しました。
ラグジュアリーな空間を演出できるホーロー浴槽は耐久性に優れているほか、保温性が高いことから、人気が高まっている素材です。キズや汚れが付きにくいという性質を持っているため、メンテナンスも楽なのが魅力的なポイントです。
浴槽のリフォーム工事を検討している方は、ぜひタカラスタンダードの鋳物ホーロー浴槽「プレデンシア」をチェックしてみてください。
お風呂のリフォームをお考えの方はぜひミヤケンリフォームまでご相談ください。交換にどれくらいかかるのか、金額だけ見てもらいたいという方も無料相談・お見積り承っております。
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