トイレの機種を選定するときに気になるのがウォッシュレットのリモコンの位置です。
リモコンは壁に設置する【壁リモコン】とウォッシュレットと一体になっている【袖リモコン】の2種類があります。
今回は壁リモコンと袖リモコンのメリット・デメリットについて簡単に紹介します。
トイレ工事をご検討中の方の参考になればと思います。

【壁リモコン】

※totoカタログから抜粋
メリット
・操作部分が壁についているためトイレの空間を広く使うことができる
・洗浄の時に後ろを振り返ってレバーを使う必要がなくなる（洗浄ボタンもセットになっている場合）
・ウォシュレットの機能バリエーションが多い
・乾電池で作動する為電気工事は不要で導入しやすい

デメリット
・横で操作する場合よりも数千円～数万円高くなる（商品によります）
・壁に穴をあける必要がある

最新のトイレは壁リモコンが標準になっていますのでもし袖リモコンをご検討の場合には
仕様の見直しが必要かもしれません。

【袖リモコン】

※totoカタログから抜粋

メリット
・壁リモコンに比べて数千円～数万円安くなる（商品によります）
・壁に穴をあける必要がない
・ウォッシュレット本体の電気を使用するため電池交換が不要
デメリット
・掃除の際リモコンがある方の掃除スペースが狭くなってしまう
・貯水式であると袖リモコン部分から水漏れがする（経年劣化）

どちらもメリット・デメリットがありますが
実際に使用するご家族の使用頻度やお掃除のしやすさなどを考慮してご検討くださればと思います。
1階と2階にトイレがある場合には1階のお客様も利用するトイレは壁リモコンにし、
ご家族しか使わない2階は袖リモコンにするお家もあります。

ウォシュレット部分のみの交換やトイレ交換、その他お家の中でお気になることがございましたら是非ご来店・お問い合わせください