【2025年最新版】インプラスで見られる不具合の対策について
 
				豊田 芹華
					    寒い時期、断熱効果に優れたインプラス。
ごくまれにインプラスの不具合が起きる場合があります。
インプラスを取り付けるうえで知っておきたい現象と、対策についてご紹介いたします。                    
この記事は、こんなお悩みを持つ方におすすめです!
- 冬の窓の結露がひどくて、カビや床の傷みが心配…
- 内窓(インプラス)を付けたいけど、「熱割れ」って言葉を聞いて不安…
- 内窓を付けたら、今度は外窓が結露するって本当?
- 設置した後に、後悔したくないから注意点を詳しく知りたい!
- 補助金を使ってお得に断熱リフォームをしたい!
こんにちは!
断熱性・遮熱性に優れ、冬の寒さや夏の暑さ、結露対策の切り札として大人気の内窓、LIXILの「インプラス」。
国の補助金(先進的窓リノベ事業など)の対象にもなるため、2025年も引き続きリフォームの目玉商品です。
しかし、非常に優れた商品である反面、設置する環境や使い方によっては、いくつか知っておくべき特有の現象があります。
今回は、インプラスを取り付ける上で「こんなはずじゃなかった!」と後悔しないために、知っておきたい4つの現象と、その具体的な対策について詳しくご紹介します。
今すぐ「窓の寒さ・結露」の相談をしたい方へ
「うちの窓にインプラスは付く?」
「補助金は使える?」
そんなご質問は、お電話でのお問い合わせが一番の近道です。
専門スタッフがお客様のお悩みをお伺いし、最適なプランをご提案します。
(スマホの方は番号をタップすると電話をかけられます)
インプラス設置後に起こりうる4つの現象と対策
インプラスを取り付けることで、お部屋の快適性は劇的に向上しますが、まれに以下のような現象が起こることがあります。
これらは商品の不具合ではなく、特性や環境によるものですので、正しく理解して対処しましょう。
① 外窓(外部サッシ)の結露
「インプラスを付けたのに、外側の窓が結露する!」これは、インプラスが正しく機能している証拠でもあります。

【原因】
インプラスが室内の暖かい空気と湿気を強力にシャットアウトするため、室内の湿気がインプラスと外窓の間に侵入できなくなります。
しかし、もともと外窓の気密性が低い場合、そこからわずかに漏れた室内の湿気が、冷たい外窓に触れて結露することがあります。
【対策】
これは、室内(部屋本体)の結露を防げている証拠です。
外窓の結露が気になる場合は、天気の良い日にインプラスと外窓の両方を開けて、間の空気を入れ換えることで解消されます。
② ガラスの「熱割れ」
太陽の熱によって、ごくまれにガラスが割れてしまう現象です。
特に、外窓が「網入りガラス」の場合や、内窓に遮熱性の高い「Low-E複層ガラス」を選んだ場合に発生するリスクがゼロではありません。

【原因】
ガラスは、太陽の熱が当たると膨張します。
しかし、影になっているサッシ周辺は冷たいままです。
この「熱くなった中央部」と「冷たいままの周辺部」の温度差による膨張の差が、ガラスの強度を超えるとヒビが入ってしまいます。
これが「熱割れ」です。
【対策(予防法)】
熱割れのリスクを減らすため、以下の点にご注意ください。
・カーテンやブラインドを、ガラス面に密着させない。(熱がこもるため)
・窓ガラスにクッションや段ボールなどを立てかけない。
・エアコンの冷暖房の風が、ガラスに直接当たり続けないようにする。
③ 樹脂表面のべたつき・白い粉
使用環境によっては、まれにインプラスの樹脂枠の表面に、べたつきや白い粉のようなものが発生することがあります。
【原因】
これは、樹脂の強度や耐候性を保つために含まれている安定剤などの成分が、表面に浮き出てきたものです。
人体に無害な成分であり、商品の不具合ではありません。
【対策】
気になる場合は、以下の清掃を行ってください。
・エタノール(アルコール)を含んだウェットティッシュで拭き取る。
・十分に水を含ませた柔らかい雑巾で拭いた後、乾いた雑巾で水分をしっかり拭き取る。
※酸性・アルカリ性の洗剤や、シンナーなどの溶剤は樹脂を傷めるため、絶対に使用しないでください。
④ 樹脂の変形・変色・収縮
インプラスと外窓を長時間閉め切った状態にしていると、特に夏場の直射日光が当たる窓では、2枚の窓の間の空間が非常に高温(70℃以上)になることがあります。
【原因】
この高温状態が続くと、熱によって樹脂がわずかに変形したり、変色したりする可能性があります。
【対策】
夏場の外出時など、室温が上がりすぎると予想される場合は、インプラス(内窓)の窓を少し開けて換気するか、外窓のカーテンやブラインドを閉めて直射日光が間の空間に直接当たるのを和らげるようにしてください。
窓リフォームのご相談、承ります!
「インプラスを付けたいけど、熱割れが心配…」
「補助金について詳しく知りたい」
そんなご不安や疑問は、プロに直接ご相談ください。
お客様のご自宅の窓の状況(方角やガラスの種類)を確認し、最適なプランをご提案します。
インプラスを長く快適に使うためのコツ
インプラスは、その特性を理解して正しく使うことで、お部屋の快適性を飛躍的に高めてくれる製品です。
日常の換気は忘れずに
インプラスを設置するとお部屋の気密性が非常に高くなります。
結露対策にはなりますが、室内の空気がこもりやすくなるため、1日に数回は窓を開けて換気(空気の入れ替え)を行うことを心がけましょう。
お掃除は水拭きで
樹脂枠のお手入れは、基本的に柔らかい布での水拭き・乾拭きで十分です。
汚れがひどい時だけ、薄めた中性洗剤を使ってください。
まとめ
今回は、インプラス設置の際に知っておきたい現象と対策についてご紹介しました。
「熱割れ」や「外窓の結露」と聞くと少し焦ってしまうかもしれませんが、これらは予防法や対処法が確立されています。
万が一の際に慌てないためにも、これらの知識を持っておくことが大切です。
これらの注意点を差し引いても、インプラスがもたらす「断熱」「遮熱」「防音」「結露軽減」といったメリットは非常に大きいものです。
もしご自宅でこれらの現象が起きて不安になった時は、すぐにミヤケンへお問い合わせください。
専門スタッフがすぐにお伺いし、状況を確認させていただきます。
窓・断熱リフォームのご相談は、ミヤケンへお気軽に!
インプラスの設置から、外窓の交換、補助金の活用まで、窓リフォームのことなら何でもご相談ください。
ショールームでは実機の展示もございます。
お電話でのお問い合わせもお気軽に
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