壁付けキッチンの魅力とは?~メリット・デメリット~
赤石 裕佳
今回は、壁付けキッチンの魅力についてご紹介します!
近年人気のキッチンと言えば対面型が挙げられますが、壁付けキッチンにもとても魅力的な特徴があります。
対面型にするか、壁付け型にするか悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください!
壁付けキッチンのメリット
・リビングのスペースを広くとれる
壁に沿ってキッチンを配置することで、キッチンの後ろに位置するリビングやダイニングルームのスペースを広く活用することができます。
部屋の端に設置する壁付けキッチンは、対面キッチンなどと比較すると、デッドスペースができにくいというメリットもあります。
ワンルームのような、あまり広くない家でも、キッチン周りのスペースを確保できることが、壁付けキッチンの強みでしょう。
・限られた間取りを有効活用できる
壁付けキッチンは壁との間に空間を作らないので、限られたキッチンスペースを有効に活用することができます。
・料理に集中できる
キッチンでは壁の方向を向いているので、作業以外に注意を引くものが視界に入りづらく、集中して作業を行えます。
対面キッチンの場合は、テレビなどが作業中に見えることもあり、集中できない可能性もあります。
特に、L型キッチンのようにした場合は、非常に効率的に作業を行うことができ、収納も調理場所も充分にとることができます。
また、壁付けキッチンは、調理する際に飛び散り汚れが壁に程集中するため、掃除も簡単に済ませることができるというメリットがあります。
壁付けキッチンのデメリット
・動線が悪くなる可能性がある
壁付けキッチンは、キッチンの後ろにダイニングテーブルを置いた場合、食器棚や冷蔵庫はキッチンの横に置くことになります。
そのため、キッチンでの横移動が多くなり、動線が悪くなる可能性があります。
キッチンの動線を考える上では、シンク、コンロ、冷蔵庫の3カ所を結んでできる三角形のワークトライアングルを意識することが大切です。
・コミュニケーションが取りにくい
壁付けキッチンではなく、対面式のキッチンを選ぶ方のほとんどが「家族の様子を見守りたい」「料理をしながらテレビを観たい」というご希望を持っています。
リビングで遊ぶペットを眺めながら料理をしたい方や、夕食の準備をしながらダイニングテーブルで勉強している子供と会話をしたいという方などは、様子が見えないので壁付けのキッチンではかえって落ち着かないことがあります。
・キッチンの中が見えてしまう
リビングやダイニングからキッチンの中が見えてしまう可能性があります。
キッチン周辺が散らからないよう配慮したり、インテリアや収納をきれいに見えるようにするなどの工夫を、忘れないようにしましょう。
壁付けキッチンの目隠し対策の方法
壁付けキッチンにリフォームする際の、デメリットとして紹介したキッチンの中が見えてしまうという問題の対策法補をご紹介します。
ゴミ箱やキッチン用品などは、生活感が丸見えになってしまうので、見せたくないという方も多いでしょう。
そんなときは、キッチン下の収納やカウンターを上手に使って隠しましょう。
ゴミ箱
ゴミ箱はシステムキッチンのシンクや作業台の下に隠せるようにリフォームしておくと役立ちます。
または、食器棚や収納ユニットにダストボックスを収容できる製品を選択する方法もオススメです。
さらに、カウンターを設置し、その下にだすとっボックスを設置してカーテンなどで隠すこともできます。
キッチン用品
キッチン下の収納スペースには、まな板もスッキリしまえるポケットタイプを選択することも可能です。
システムキッチンを交換する際には、キッチンの下に片付けたい物は何かをイメージしながら、機種やオプションを選びましょう。
各収納スペースの位置や、パントリー(食品庫)を併設するかどうかなども、リフォーム会社と相談しながら決めていくと効率的です。
壁付けキッチンにする際の注意点
・家事動線を意識する
キッチンのレイアウトを決める時は、家事動線を基準にしましょう。
キッチンでの調理中は、冷蔵庫からシンク、シンクから調理台など、数ヵ所を行ったり来たりします。
シンクからコンロまでの距離が遠かったり、冷蔵庫がキッチンから離れていたりすると、ムダな動きは増えて効率が悪くなってしまいます。
効率よく調理できるよう、普段調理中に自分がどのように動いているのかを意識して設置デザインを考えましょう。
・壁のデザイン
壁付けキッチンは、キッチンだけでなく前面の壁のデザインによっても印象が大きく変わります。
壁にはパネルを設置することが多いですが、石調タイルやモザイクタイルでおしゃれに仕上げるのもおすすめです。
スパイスラックやシェルフを取り付けて、収納を増やしても良いでしょう。
・収納
壁付けキッチンはリビング側からキッチンの状態が見えやすいので、収納を充実させて整理整頓しやすくしましょう。
プランニングの時点からどこに何をしまうかイメージしておくと使いやすい収納スペースを作れます。
吊戸棚や調理台下の引き出しだけで足りなさそうな場合は、カップボードや造作カウンターの追加を検討してください。
まとめ
壁付けキッチンは、料理に集中したい方やリビングやダイニングのスペースを広くしたい人にオススメです。
壁付けキッチンにも、Ⅰ型やL型、Ⅱ型など様々なデザインがありますので、皆様のライフスタイルに合ったキッチンを選びましょう。
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